サピックス小5算数 15分まとめ
サピックス小5|15分講義まとめ
サピックス算数を15分で予習・復習──頻出単元のつまずきを先に解消する
単元が進むほど、算数は「公式」よりも「見方・図・考え方」で差がつきます。授業の前後に要点だけ確認し、演習で考える時間を減らすためのリンク集です。
サピックス小5の算数は、解説を読めば分かるのに、演習になると手が動きにくい場所が毎回同じということが起こりやすい時期です。
原因は「公式を知らない」ことだけではありません。図に落とす/条件を拾う/式にするところで判断に時間がかかり、解き方の入口で困ってしまうことがあります。とくに図形・速さ・水そう・規則性は、ここで時間を取られやすい単元です。
このページは、サピックス小5算数の頻出単元を、15分で要点確認できる動画ページへのリンク集としてまとめたものです。授業の前後やテスト前の短時間で「今日の単元で外しやすい所」を先に把握し、演習をスムーズに進めるために使ってください。
見方のズレや苦手単元を1対1で詰めたい場合は、中学受験算数のオンライン個別指導(全体像はこちら)も参考にしてください。まずは下の「悩み別」から、いま困っている状態に近い単元を選ぶのが近道です。各動画は要点確認用(予習・復習の補助)として作っています。
サピックス小5算数でつまずきやすい理由
小5の算数では、図形、速さ、割合につながる考え方、規則性、文章題などが重なり、単元ごとの知識だけでは対応しにくくなります。授業中は分かったように感じても、家庭で演習すると条件の読み取りや図示の段階で考え込みやすいことがあります。
解説を読めても演習で手が動きにくい理由
解説を読むと、図も式もすでに用意されています。そのため「分かった」と感じやすい一方で、自分で解くときには、問題文から必要な条件を拾い、図や表に置き換え、式を作るところまで自力で行う必要があります。
小5算数で差が出やすいのは、この「解説を理解する力」と「自分で再現する力」の間です。15分講義は、授業の代わりではなく、この間を埋めるための要点確認として使うと活かしやすくなります。
図・条件・式のつなぎ方で差が出る
図形では補助線をどこに引くか、速さでは出会いと追いつきをどう分けるか、水そうでは底面積と高さをどう結びつけるかが重要になります。どの単元でも、問題文を読んだあとにすぐ式へ進むのではなく、図・表・条件の確認をはさんで考えることが大切です。
小5後半に向けて苦手を残しやすい単元
図形、速さ、水そう、規則性、文章題は、後の単元や総合問題にもつながりやすい単元です。苦手を感じたときは、難しい問題を増やす前に、基本の見方を短時間で確認し直す方が取り組みやすい場合があります。
15分講義を予習・復習に活かす使い方
- 授業の前(予習):用語と基本パターンだけ先に入れ、授業中に「何の話か分からない」を防ぐ
- 授業の後(復習):板書・解説のポイントを言語化し、演習で再現できる形にする
- テスト前(直前確認):自分の弱点単元だけ見直し、点を落とす原因(図/式/読み取り)を短時間で確認する
15分を「視聴」で終わらせず、必ず1つだけアウトプットを残します。
例)「今日の単元の注意点を1行で」「図を1枚だけ写す」「同じタイプを解くときの考え方を3語で」など。
動画を見た後に確認したいこと
動画を見た後は、同じ単元の基本問題を1〜2問だけ解きます。多く解くよりも、動画で確認した考え方を自分で再現できるかを見ることが大切です。
- 間違えた場合は、計算ミスなのか、図の不足なのか、条件の読み落としなのかを分けて確認する
- 翌日に同じタイプをもう一度解き、説明を見ずに考え方を再現できるかを見る
- テスト前は全動画を順番に見るのではなく、ミスが多い単元だけを選ぶ
1週間の学習リズム(基本の運用)
- 授業前:該当単元の動画を1本だけ見る(15分)
- 授業後:同じ単元の問題を2〜3題だけ解く(量より再現性)
- 間違えたら:「どこでつまずいたか」を1語で記録(図/式/読み取り/計算)
- 週末:記録が多い単元をもう1回見て、同タイプを解き直す
15分講義は、長時間の勉強を増やすためではなく、演習で判断に時間がかかる場面を減らすために使うと取り入れやすくなります。「見て分かった」で終わらせず、次の1問で同じ考え方を再現できる状態まで落とし込みましょう。
単元を選びにくいときの優先順位早見表
どれから見るか判断しにくい場合は、単元名ではなく「どこで困っているか」から選ぶと取り組みやすくなります。
| 今の状態 | 優先して見る単元 | 確認するポイント | 動画後に解く問題 |
|---|---|---|---|
| 問題文を読んでも図が描けない | 図形、速さ、立体・水そう | 状況を図にする、位置や高さを書き入れる | 図を使う基本問題を1〜2問 |
| 計算はできるが条件を見落とす | 数と計算、規則性、文章題 | 条件を表や線分図に書き出す | 条件確認が必要な問題 |
| テストで時間が足りない | 図形、速さ、規則性 | 典型パターンの入口を早く見つける | 解き方を説明できる基本問題 |
| 応用問題になると考え込みやすい | 総合回 | 単元同士のつながりを見る | 複数単元が混ざる問題 |
悩み別:どれから見るか(判断に困る場合はここ)
ここからは、苦手の出方に合わせて単元を選べるようにまとめています。単元名だけで選ぶのではなく、「うちの子はどこで困っているか」に近いものから見てください。
図形でつまずく(角度/面積/点の移動)
図形では、補助線を引く場所が分からない、面積比に気づけない、円やおうぎ形で半径を見落とす、といったつまずきが起こりやすくなります。角度問題では半径を結んで二等辺三角形を作る発想、面積問題では同じ高さ・同じ底辺・つけ足し・引き算で考える発想を確認します。
なお、「510-01」はリンク名に小6算数とありますが、ここでは小5でも必要になる図形の見方を補助的に確認するページとして案内しています。
- H51-03 平面図形
角度は補助線(半径)で三角形に分解/面積条件は「つけ足して計算しやすい形に」/ころがり移動の図示を確認。 - 510-01 小6算数「平面図形」攻略(等高図形・角)
等高図形の半分の発想、角度のつながり、図形の見方を短時間で確認。 - 510-02 複合図形と円
円・おうぎ形・複合図形は「基本パターン」で処理。半径・直径・弧・面積の対応を正確に保つ。 - 510-12 点の移動
点の動きを文章どおりに図へ。時間ごとの位置を書き入れると、面積変化を追いやすくなる。
数と計算が不安定(約数・倍数/分数小数/概数)
数と計算では、計算そのものよりも「条件に合う数をもれなく探す」「分数と小数を正しく行き来する」「範囲を正確に扱う」ことが大切です。約数・倍数は、見落としや重複が起きないように書き出し方から確認します。
- 510-03 約数
割り算の確認で「約数を見落とす」ミスを防ぐ。倍数との違いもセットで確認。 - 510-04 倍数
倍数は「同じ数をかけて並べる」基本へ戻す。倍数条件の読み落としを減らす。 - 510-06 分数と小数
分数⇔小数の変換、計算の順序、大小比較でミスしやすいポイントを確認。 - H51-01 概数(四捨五入/未満・以下/範囲)
概数は「答えの幅(範囲)」が本体。未満・以下、数・整数の言葉を丁寧に扱う。
速さが不安定(旅人算/ダイヤグラム)
速さでは、「近づく」「離れる」「追いつく」を図で分けることが大切です。速さの和を使う場面と差を使う場面を混同すると、式は立っていても意味がずれてしまいます。ダイヤグラムでは、線の傾きが速さを表すことも確認しておきましょう。
- 510-08 旅人算(1)
単位換算を先に準備。出会う/追いつくの違いを図で分ける。 - 510-09 旅人算(ダイヤグラム)
三人パターン・複雑ケースはダイヤグラムで確認。速さは「和・差」で扱う場面を明確化。
立体・水そうでつまずく(底面/高さ/グラフ)
水そうの問題では、同じ量の水を入れても高さが同じ割合で増えるとは限りません。底面積が変わると高さの増え方も変わります。グラフの折れ目は、水が別の部分に入り始めた合図として見ると考えやすくなります。
- 510-07 立体図形(1)(柱体・すい体・水そう)
「底面がどこか」「高さがどこか」を決めれば体積の解き方はブレにくい。水そうは典型の図を先に持つ。 - 510-11 水そうとグラフ
断面の変化でグラフが折れる理由を理解。平均の扱い・傾きの読み取りを確認。
規則性が苦手(数列・周期・表)
規則性では、差を見るだけでなく、周期やまとまりで見ることが必要になります。表を作る前に式だけで進めると、何番目、何個目、何周目のズレが起こりやすくなります。周期の余りが0になる場合の扱いにも注意します。
- 510-13 規則性(数列・周期)
規則性は「周期」「差」「表」で見える化。数え落とし・ズレを起こしやすいポイントを確認。
文章題の解法を固めたい(和差算・消去算・過不足算・つるかめ算)
文章題では、線分図や表を使う場面の判断が大切です。和差算は線分図で大小関係を見る、消去算はそろえて引く・足す、過不足算は余りと不足の差を見る、つるかめ算は全部を一方にそろえて考える、という入口を確認します。
- H51-02 和と差に関する問題
線分図・表で確認して「なぜその式になるか」を言える状態に。解法パターンを押さえてから演習へ。
単元をまたいで学習リズムが安定しない人へ(総合回)
「単元ごとの基本は分かるのに、応用で一気に考え込みやすい」場合は、複数単元をまたぐ“つなぎ方”が弱いことがあります。ここは、単元別にバラして勉強するより、先に総合回で考え方の共通ルールを押さえる方が取り組みやすいケースがあります。
- 510-05 総合(01〜04)
平面図形+約数倍数の総合。単元の知識を「問題処理」へつなぐ感覚を確認。 - 510-10 総合
分数の発展・部分分数分解・水そう応用・旅人算の図。応用で対応しきれなくなるポイントを確認。
テスト前に15分講義を使うときの優先順位
テスト前は、すべての単元を見直そうとすると時間が足りなくなりがちです。まずは、直近の演習や確認テストでミスが多かった単元を選び、動画を見た後に同じタイプの問題を1問だけ解く流れにします。
時間がないときは全単元を見直さない
テスト前に大切なのは、動画をたくさん見ることではなく、点を落としやすい原因を短時間で確認することです。図にできないなら図形・速さ・水そう、条件の読み取りが不安なら規則性・文章題を優先します。
前日と当日で見る内容を分ける
前日は、苦手単元の考え方を確認し、基本問題を1〜2問解き直します。当日は、新しい内容を広げるよりも、ミスしやすい注意点を1行で見直す程度にすると確認しやすくなります。
動画視聴後は必ず1問だけ解く
動画を見ただけでは、自力で解けるかどうかは分かりません。短時間でも、同じ単元の問題を1問解き、図・条件・式のどこまで自分で再現できるかを確認しましょう。
保護者が確認したいポイント
サピックス小5算数の家庭学習では、正解数だけでなく、どこまで自分で考え方を再現できているかを見ることが大切です。子どもが「分かった」と言っていても、図や式を自分で書けるかどうかは別に確認する必要があります。
子どもの「分かった」をどう確認するか
解説を聞いて理解した状態と、自力で解く状態は別物です。確認するときは、「なぜ分からないの?」と聞くよりも、「図にするとどこまで分かる?」「この条件はどこに書ける?」のように、次に何をするかを考えやすい声かけにすると取り組みやすくなります。
単元の苦手と学習習慣の問題を分けて考える
同じ単元で何度も解き始めに困る場合、単元そのものの理解だけでなく、条件を確認する習慣が弱いこともあります。図を描かずに式へ進む、表を作らずに数え始める、単位換算を後回しにする、といった癖がある場合は、まず解き始めに何を見るかを決めておくことが大切です。
よくある質問
サピックス小5算数の復習は、毎回どこまでやるべきですか?
すべての問題を同じ深さで追うより、授業で扱った単元の考え方を1〜2問で再現できるか確認することが大切です。図を描けるか、条件を拾えているか、式の意味を説明できるかを見てください。
15分講義は予習と復習のどちらで使うのがよいですか?
予習では用語と基本の見方を先に確認し、復習では解き方を再現できるか確認します。テスト前は、苦手単元やミスが多い単元の見直しに使うと取り入れやすくなります。
動画を見ても問題が解けない場合はどうすればよいですか?
動画を理解することと、自力で解くことは別です。図で困っているのか、条件を読み落としているのか、式にできないのか、計算でミスしているのかを分けて確認してください。
小5算数で特に優先して復習したい単元はどれですか?
このページで扱っている中では、図形、速さ、水そう、規則性、文章題は、後の単元や総合問題にもつながりやすい単元です。苦手がある場合は、まず基本の見方を短時間で確認しましょう。
テスト前にすべての動画を見る必要がありますか?
すべてを見る必要はありません。間違いが多い単元や、図・条件の確認でつまずきやすい単元を選ぶ方が現実的です。動画を見た後は、同じ単元の問題を1問だけ解いてみてください。
動画だけでサピックス小5算数の学習は十分ですか?
15分講義は、要点確認や復習補助として使うものです。動画で考え方を確認した後、同じ単元の問題を自分で解き、図・条件・式を再現できるかを見ることが大切です。
保護者は家庭学習で何を見ればよいですか?
正解数だけでなく、図や式を自分で書けるか、解き方を短く説明できるかを見てください。翌日に同じ考え方を再現できるかも確認すると、理解の定着を見やすくなります。
同じ単元でつまずく場合は
動画で要点を確認しても、同じ単元で何度も解き始めに困る場合は、単元知識よりも、図や式の作り方、条件確認の順番でつまずいていることがあります。家庭学習で何を優先すればよいか分からない場合や、見方のズレを1対1で確認したい場合は、中学受験算数のオンライン個別指導のページも参考にしてください。
このページの15分講義は、予習・復習・テスト前の補助として使うためのものです。まずは、いま困っている単元を1つ選び、動画で要点を確認したあと、同じタイプの問題を1問だけ解いてみましょう。



