中学校入試の算数で必ず登場する「計算問題」を得意にする「3つのルーティーン」  

 

中学入試の算数で必ず登場する「計算問題」を得意にする3つのルーティーン

中学入試の算数では、「計算問題」は必ず出題される定番分野です。
計算問題は、反復練習を積み重ねることで、スピーディーに全問正解を狙えるパートでもあります。

計算が得意になると、計算問題で確実に点数を取れるだけでなく、後半の応用問題・記述問題により多くの時間を回せるようになります。
ここでは、中学入試の算数で「計算問題」を安定した得点源にするための3つのルーティーンと、当塾での取り組みをご紹介します。

中学入試の算数で計算問題が重要な理由

計算問題は、入試本番のテスト時間の中で、最初に出題されることがほとんどです。ここでつまずいてしまうと、後半の問題にしわ寄せが来てしまいます。

  • 正確さ:確実に正解すれば、そのまま得点につながる
  • スピード:短時間で解き切れれば、その分を応用問題に回せる
  • 安定感:点数のブレを小さくし、合格ラインを安定させる

一方で、

  • 日々の練習量が足りない
  • ノートの使い方(式と筆算)が乱雑
  • 時間を意識せずにダラダラ解いている

といった状態では、ケアレスミスが増えたり、時間オーバーになったりしがちです。
そこで有効なのが、次にご紹介する3つのルーティーンです。

計算問題を得意にする3つのルーティーン

ルーティーン①:毎日計算問題に取り組む

中学入試の計算問題の正答率を上げるためには、「夏井塾が目指すもの」でも触れているように、とにかく繰り返し訓練を重ねることが欠かせません。

計算は筋トレと同じで、1日サボると復元するまで3日かかると言われるほど、継続が重要な分野です。
中学受験に向けて学習塾に通い、算数の授業を受けている場合でも、

  • 塾で課されている計算ドリルの量は、必要量に達していないことがほとんど

というのが実情です。

そのため、

  • 「塾で出された分だけやればいい」と満足してしまわない
  • 塾+αで、毎日きちんと計算問題に取り組み、練習を積み重ねる

という意識がとても大切です。
「毎日、一定量の計算に触れる」ことを、まずは受験勉強の基本ルーティーンとして定着させましょう。

ルーティーン②:筆算と式を分けて書く

算数の計算問題を解くときに、式と筆算を同じ場所にごちゃ混ぜで書いてしまうことはありませんか?
これは、ケアレスミスの大きな原因になります。

計算式と筆算をきちんと分けて書くことで、

  • 記号やケタの書き間違いを減らせる
  • 後から見直すときに、どこで間違えたかが分かりやすくなる
  • 答え合わせの際に、チェックにかかる時間を短縮できる

といった効果が期待できます。

特に家庭学習では、
「入試本番じゃないから」と油断して乱雑に計算していると、

  • 本番ではやらないようなミスをしていても気づかない
  • 見直しをしようと思っても、自分の字が読みづらく、時間がかかる

という状況に陥りがちです。

そのため、家庭学習や学校のテストでも、中学入試本番を想定し、式と筆算を必ず分けて書く習慣をつけましょう。
「見やすく・解きやすく・見直ししやすく」という視点でノートの使い方を整えるだけでも、正答率は大きく変わってきます。

ルーティーン③:時間を意識して解く

毎日計算問題に取り組むことに慣れてきたら、次に意識したいのが「時間」です。
中学入試は、常に時間とのたたかいになります。

序盤の計算問題で時間を使いすぎてしまうと、

  • 後半にある「解けるはずの問題」に手が回らない
  • 少し考えれば分かる問題も、時間不足で落としてしまう

ということが起こります。

計算問題を素早く解くためには、

  • 途中式をなるべくまとめて書き、1問あたりの処理時間を短縮する
  • 無駄な書き写しを減らし、符号間違い・写し間違いなどのケアレスミスを減らす

といった工夫も必要です。

ゆっくり時間を気にせず解いた場合と、時間を意識しながら解いた場合とでは、正答率も感覚も大きく変わってきます
模試や過去問演習だけでなく、日々の計算練習の中でも、

  • 「この問題は○分以内に解き切る」
  • 「今日は昨日より○問多く解いてみる」

など、常に時間を意識して解く習慣を身につけていきましょう。

当塾の取り組み:個別指導で「計算力」を底上げ

毎日時間を意識して計算問題に取り組み、きちんと式と筆算を分けて書くことで、
ミスを極力少なくしながら、スピーディーに計算問題を解く力を養うことができます。

当塾では、完全1対1の個別指導で、1人1人に合わせた完全オーダーメイドの授業を行っています。

  • 自分では気づきにくい計算上のクセや弱点を、講師が客観的に把握
  • 苦手なパターンに絞った類題演習で、計算分野を重点的に強化
  • ノートの使い方・式の書き方・筆算の整理の仕方まで具体的に指導

当塾の授業システムについては、
夏井算数塾・個別指導はココが違う!もあわせてご覧ください。

オンラインでも教室同様の授業が可能

当塾では、オンラインでも、教室と同様の授業を行っています。

  • 自宅という「勉強に慣れた環境」で、より集中して学習に取り組める
  • 通塾時間が不要になり、その分を学習時間や休息に充てられる
  • 移動による体力の消耗がなく、安定したコンディションで勉強できる

詳しくは、
中学受験算数の成績を「オンライン個別指導」で伸ばすことができる3つの理由
もぜひご参照ください。

まとめ:毎日のルーティーンで計算問題を「安定した得点源」に

受験勉強は、派手な勉強法よりも「日々の地道な積み重ね」がものを言います。特に計算問題は、毎日の習慣がそのまま結果に直結する分野です。

  • 毎日コツコツと計算問題を解く(量と継続)
  • 筆算と式を分けて書き、見やすいレイアウトを徹底する(質とミス防止)
  • 時間を意識して解き、入試本番を想定したスピード感を身につける(タイムマネジメント)

これらの3つのルーティーンを日々の学習に取り入れていくことで、
中学入試の算数において「計算問題を安定した得点源にする」ことができます。

塾に通っているからといって安心せず、まずは家庭学習をしっかりと定着させること。
そこに必要に応じて個別指導・オンライン指導を組み合わせることで、計算力は確実に伸ばしていくことが可能です。

 

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