開成中学校・令和2年度

開成中の算数過去問2020(令和2)|大問別の解説動画と復習用まとめ

開成中学校の算数は、単に解法を知っているかどうかだけでなく、条件整理・方針決定・途中処理の安定感まで問われやすい入試です。2020年度も、大問ごとに扱うテーマや見た目は異なりますが、共通して必要になるのは「その場で思いつく力」だけではありません。問題文を読みながら条件を整理し、どこから手をつけるかを決め、途中で考えが詰まったときに持ち直せる力が必要です。

このページでは、開成中 算数2020の各大問について、解説動画を見返しやすい形でまとめています。解きっぱなしにせず、どこで手が詰まったのか、なぜその解き方を選ぶのか、次に似た問題が出たときに何を思い出すべきかまで意識して復習するための入口として使ってください。

過去問は、点数だけを見て一喜一憂するためのものではありません。特に開成の算数では、正解・不正解以上に、「着手までに時間がかかった」「途中で方針が揺れた」「最後の詰めで不安定になった」といった過程の分析が重要です。動画解説を使うときも、答えを知るためだけでなく、自分がどの段階で手が詰まったのかを言語化しながら見直すと効果が大きくなります。

大問1|開成中 算数 過去問2020の解説動画

大問1は、開成の中では「まず得点したい問題」が置かれることが多い一方で、単純な計算や機械的処理だけで終わるとは限りません。最初の問題で流れをつかめるかどうかは、その後の大問全体のリズムにも影響します。したがって、大問1の復習では「解けたかどうか」だけでなく、短時間で方針を決められたかを確認することが重要です。

もし正解していても、時間をかけすぎていた場合は注意が必要です。開成の算数は後半ほど重くなりやすいため、前半で使いすぎた時間はそのまま全体の取りこぼしにつながります。逆に、大問1で不安定になった場合は、知識不足なのか、条件整理の不足なのか、焦って読み飛ばしたのかをはっきりさせておく必要があります。

大問2|開成中 算数 過去問2020の解説動画

大問2では、表面的には見慣れたテーマに見えても、条件の置き方や問われ方が少し変わることで差がつきやすくなります。開成では、「知っている単元だったのに取れなかった」ということがよく起こりますが、その原因の多くは、単元知識そのものよりも、問題文から条件を抜き出して組み立てる部分にあります。

この大問を復習するときは、答えまでの流れをなぞるだけでなく、「最初に何に注目すべきだったか」「どの条件を先に使うと見通しが立ったか」を整理しておくのがおすすめです。同じテーマでも、毎回まったく別の問題として処理していると、過去問演習が積み上がりません。動画を見ながら、自分なら次回どの瞬間に同じ発想を呼び戻すかまで考えておくと、復習が生きたものになります。

大問3|開成中 算数 過去問2020の解説動画

大問3あたりからは、時間配分と集中力の両方が強く問われやすくなります。前半で消耗していると、考えれば届く問題でも着手が遅れたり、途中の確認が甘くなったりします。開成の算数では、1問ごとの難度だけではなく、試験全体の流れの中でその問題にどう向き合うかが大切です。

大問3の復習では、解法だけでなく「本番でどれくらいの時間なら使ってよいか」も意識しておく必要があります。じっくり考えれば理解できる問題でも、本番で同じ時間をかけられるとは限りません。したがって、復習時には「満点答案を作る練習」と「本番での現実的な取り方を考える練習」を分けて考えると有効です。

また、この段階の問題では、途中式や図の使い方にも差が出ます。頭の中だけで処理しようとして不安定になったのか、書き出せば整理できたのかを確認しておくと、次の演習で改善しやすくなります。開成レベルでは、発想だけでなく、書いて整理する技術も得点力の一部です。

大問4|開成中 算数 過去問2020の解説動画

大問4は、年度全体の中でも特に差がつきやすい位置に置かれやすく、合否に直結しやすい場面です。ここでは、難しい問題を無理に最後まで押し切る力というより、どこまで取るか、どこで見切るかの判断も重要になります。開成の算数で安定して点を取る受験生は、すべてを同じように追うのではなく、問題ごとの優先順位を決めながら進めています。

この大問の復習では、「解説を読めば分かった」で終わらせないことが大切です。難しい問題ほど、見た直後には納得しやすい一方で、数日後には再現できないことが多いからです。復習の際は、解説を見たあとにもう一度自力で流れを書き直し、どの条件から入り、どのように整理して答えに向かったのかを再構成しておくと定着しやすくなります。

開成中2020算数の問題文の入手方法と復習の進め方


令和2年度 開成中学校入試より、厳選した算数の問題と解説をお届けします。
問題文・設問につきましては、各種WEBサイト等よりご入手いただけますと幸いです。

過去問演習の進め方(着手時期・年数の目安・直し方・優先順位づけ)まで含めた全体像は、中学受験算数過去問の進め方|夏井算数塾(全体像はこちら)もあわせてご確認ください。★全問解説Ver.は コチラ にて随時UPしております。

開成の過去問を復習するときは、まず制限時間を意識して一度通しで解き、その後で大問ごとに振り返る形が基本になります。最初から一問ずつ手を区切りながら解くと、本番で必要な時間感覚が育ちにくくなります。一方で、通しで解いたあとに復習が浅いと、過去問を使った意味が薄くなります。したがって、本番形式で解く時間と、解き直して整理する時間を分けて確保することが大切です。

復習では、単に「解けた・解けなかった」で終わらせず、次のような観点で整理すると効果が高まります。

  • どの大問に何分かかったか
  • 着手に時間がかかった問題はどれか
  • 途中までは合っていたのに不安定になった問題はどれか
  • 発想不足なのか、処理ミスなのか、読み違いなのか
  • 次回同じタイプが出たときに最初に何を確認するか

この整理ができるようになると、過去問演習が「受けっぱなし」ではなく、「次につながる練習」に変わります。特に開成では、毎年まったく同じ問題が出るわけではない以上、表面の形を覚えることに意味はあまりありません。大切なのは、問題を見たときに何を確認し、どう整理し、どう方針を決めるかという思考の流れを蓄積することです。

また、開成の算数では、すべての問題を完璧に取ることを前提にすると苦しくなりやすいです。むしろ、どの問題で確実に点を取り、どこは部分点や後回しも視野に入れるかという配分感覚が重要です。そのため、復習時にも「この問題は本番で必ず取りたい」「これは後回し候補」「これは余力があれば考える」といったように、自分なりの優先順位をつけながら見直すと、本番での判断が安定しやすくなります。

さらに、過去問は1回解いて終わりではありません。1回目は時間内での実力確認、2回目以降は解法の再現性確認、というように役割を変えて使うと有効です。特に一度解説を見た問題でも、しばらく時間を置いてからもう一度自力で解き直し、再現できるかどうかを確認することが大切です。理解したことと、自分で再現できることは別だからです。

開成中2020の算数は、どの大問にも「開成らしい考えさせ方」が含まれています。だからこそ、各動画を単発で見るのではなく、年度全体を通して「どういう問題で差がつくのか」「自分はどこで手が詰まりやすいのか」を把握していくことが重要です。問題の難しさに圧倒されるのではなく、解き方・時間配分・優先順位の3つをそろえて復習していくことで、過去問は得点力を伸ばす材料になります。

外部の力を使うべきか迷っている方へ

※状況を整理するための判断材料です。

  • 授業を聴いて帰ってきたはずだが、翌日に残らない
  • 宿題と直しが回らず、積み残し化している
  • 後手に回りすぎて、何から手を付けるべきか分からない

こうした状態では、過去問演習を増やしても、直しが浅くなりやすく、同じ不安定さを繰り返すことがあります。大切なのは、演習量を増やすことだけではなく、今のつまずきが「理解不足」なのか「整理不足」なのか「復習不足」なのかを見分けることです。状況が曖昧なまま進めるより、一度整理してから進めた方が、過去問の効果が出やすくなります。

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