中学受験の算数において文章題をプリントなどで対策する方法

中学受験の算数で、計算問題は解けるのに文章題だけ急に止まる――この状態が続くと、プリントを何枚こなしても手応えが出にくくなります。原因は「計算力」よりも、文章のどの部分が、どの式につながるかを拾い切れていないことにあるケースが多いです。

このページでは、学校・塾の配布プリントや手元の問題集を使って、文章→式を自分で再現できるようにするための練習の回し方を整理します。具体的には、解き直しで見る場所解説の読み方毎日1〜2題でも効果を出す進め方の3点に絞ってまとめます。

文章題の頻出パターンや解法を分野別に見渡したい場合は、中学受験算数|文章題の解き方まとめ(全体像はこちら)もあわせて参照してください。

もし「外部の力を使うべきか迷っている」段階なら、先に 判断材料(整理ページ) を見てから戻ってきても大丈夫です。

中学受験算数の文章題をプリントで対策するポイント

計算問題は解けるのに文章題が苦手なケースとは

中学受験の算数で文章題が苦手なお子さんの多くは、

  • 四則計算などの普通の計算問題は解ける
  • しかし、文章題になると急に手が止まる

というパターンがよく見られます。

この場合、問題は「計算力」そのものではなく、

  • 書かれている文章を、適切な式に直すことが苦手
  • 文章を読んでも、どの数値をどう組み合わせればよいかイメージが湧かない

という点にあります。正しい式を立てることさえできれば解けるケースが多いため、

「文章を理解し、文章を読んで式を立てる力」を鍛えることが、文章題克服のカギになります。

まずは配布プリントや問題集を「繰り返し」活用する

文章題に強くなるためには、文章を式に変換する経験をたくさん積むことが欠かせません。そのための第一歩としておすすめなのが、

  • 学校や塾で配布されたプリント
  • 手元にある中学受験向けの問題集

繰り返し解くことです。

ポイントは、

  • 一度解いて終わりではなく、解き直しを前提に使う
  • 正解した問題でも、「なぜこの式になるのか」を言葉で説明してみる
  • 解説を読みながら、文章から式を立てる手順を確認する

といった形で、「式を立てるプロセス」に意識を向けて取り組むことです。

文章題に強くなるためには「とにかく慣れる」ことが大切

文章から式に変換する練習を習慣化する

中学受験の算数で文章題が苦手な場合、現時点では、

文章を式に変換することができない状況

と考えられます。この状態から抜け出すためには、「慣れ」が非常に重要です。

文章題にはさまざまなパターンがありますが、実際には、

  • 言葉の言い回しや設定に共通するパターンが多い
  • 「この表現が出てきたら、この式が立つ」という型がある

という特徴があります。つまり、

文章題が載っているプリントや問題集を多くこなすことで、文章を式に変換する「コツ」が身についていきます。

プリント・問題集・解説をフル活用するコツ

プリントだけでなく、市販の問題集なども併用して構いません。大切なのは、

  • 解説をしっかり読みながら、解き方の流れを確認する
  • 「この一文はどの式につながっているか」を意識する
  • 自力で解けなかった問題は、必ずもう一度自分で解き直す

といった「読み方」と「解き直し」の習慣をつけることです。

このような対策を積み重ねていくことで、

  • 文章を読んでいるうちに、自然と解き方や式の作り方が頭に浮かぶ
  • 初見の文章題でも、落ち着いて情報を整理できる

という状態に近づいていきます。

毎日少しずつ「文章題に触れる」ことから始めよう

文章題の克服は、一気に劇的に変わるというよりも、毎日の小さな積み重ねによって力がついていく分野です。

おすすめの取り組みとしては、

  • 毎日1~2題でもよいので、必ず文章題に触れる時間を作る
  • 慣れるまでは同じ単元の文章題を集中的に解き、パターンをつかむ
  • できるようになってきたら、少しずつ違う単元の文章題にも広げていく

といったステップを意識してみてください。

「まずは文章題に毎日触れてみる」というところから、文章題克服の第一歩が始まります。

まとめ:プリントを活用した文章題対策で「式を立てる力」を鍛えよう

中学受験の算数において文章題を克服するには、

  • 計算力だけでなく、文章を読んで式を立てる力が不可欠
  • 学校・塾のプリントや問題集を繰り返し活用することが効果的
  • 解説を読みながら、「どの文章がどの式につながるか」を意識する
  • 毎日少しずつ文章題に触れ、文章→式の変換に慣れることが大切

といったポイントを押さえる必要があります。

文章題は「センス」ではなく、トレーニングで伸ばせる分野です。プリントや問題集を上手に活用し、「読み方」と「式の立て方」の型を身につけていくことで、少しずつ文章題に対する苦手意識は薄れていきます。

まずは、手元にあるプリントからで構いません。毎日の学習に「文章題1~2問」を取り入れることから、ぜひスタートしてみてください。

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通常、塾ごとに異なるフォローが行われます。主な課題への対策として、授業内容の理解が追いつかない場合、カリキュラム内の問題が偏っている場合、または対策配布テキストの量が多すぎて問題の管理が難しい場合があります。