6年生前半は、「単元学習の総仕上げ」と「志望校対策の準備」を同時に進める時期です。
模試・テストの回数も増え、成績の上下に一喜一憂しやすくなります。
しかし、ここで大切なのは “新しいことを増やす” ことよりも、
取るべき点を安定して取り切るための仕上げを進めることです。
オンライン算数個別指導「ウィズ・ユー」
小6前半の「弱点の可視化」と「志望校に合わせた優先順位」を、1対1で設計します。
6年生前半の授業の特徴とは?
6年生前半は、単元学習が終盤に入り、演習の比重が高くなります。
また、志望校を意識した学習(過去問の準備・出題傾向の把握)も必要になり、
「やることの整理」ができるかどうかで差がつきます。
- 単元は一通り終わるが、点数が安定しない子が増える
- 模試の復習が追いつかず、弱点が散らばりやすい
- 過去問に入る前の“準備不足”が後半に響く
6年生前半の生徒が抱えやすい問題点
ケース1:単元は終わったのに、点数が上がらない/安定しない
〖問題点〗
知識としては「見たことがある」のに、テストになると落ちる場合、
原因は次のどれかに集中します。
- 解法を思い出すまでに時間がかかる
- 典型問題は取れるが、言い回しが変わると崩れる
- 弱点が“点”で残っていて、足を引っ張る
〖当塾で行っている対策法〗
当塾では、まず弱点を「点数に直結する形」で可視化します。
- 失点原因を「理解不足/整理不足/計算処理/時間配分」に分類する
- 志望校レベルに必要な単元を優先し、復習順を決める
- 類題を短い周期で回して、“思い出す速度”を上げる
「分かる」ではなく「本番で取れる」状態へ仕上げます。
ケース2:模試やテストの直しが追いつかず、復習が散らかる
〖問題点〗
6年生はテストが増えるため、直しを“全部やろう”とすると破綻します。
結果として、
- 直しが中途半端で終わる
- 同じミスが繰り返される
- 復習しているのに点が伸びない
という状態になりやすくなります。
〖当塾で行っている対策法〗
当塾では、直しに優先順位をつけます。
- 「取るべき問題(頻出・典型・合否に直結)」を最優先で固める
- 難問は“今やるべきか”を判断し、時期に応じて扱いを分ける
- 直しは「解けなかった理由→次にどうするか」までセットで残す
復習を“作業”ではなく、次の得点に直結する形に整えます。
ケース3:過去問に入るのが怖い/入っても手が止まる
〖問題点〗
過去問は、単元学習と違い「問題選択」「時間配分」が必要です。
準備なしで入ると、
- 最初の数問で止まり、そのまま焦って崩れる
- 解けない問題に固執して時間切れになる
- 直しの量が膨らんで学習が散らかる
という形で、逆に不安を増やしてしまうことがあります。
〖当塾で行っている対策法〗
当塾では、過去問に入る前に「戦い方」を作ります。
- 大問ごとの“取る順番”と“見切りライン”を決める
- 解ける問題を確実に取り切るための手順(図・式の型)を統一する
- 直しは「次に同タイプが出たらどうするか」まで整理して蓄積する
過去問を“実力測定”ではなく、合格点へ近づくための道具として運用します。
まとめ
- 小6前半は「弱点の可視化」と「優先順位」で点数が安定する
- 直しは“全部”ではなく“合否に直結する部分”から固める
- 過去問は「戦い方」を作ってから入ると伸びが速い
小6前半の設計が、そのまま後半の伸びに直結します。

