510-06 分数と小数
本動画の内容
1.小数・分数の基本事項
小数点がある数字と2600のようなかけ算の計算の場合、0は先に計算せず、後でまとめて計算するため、筆算を書くとき注意しましょう。また、わり算で、小数点以下も求める場合、割られる数も小数点以下が必要になるので、あらかじめ0を書いておきましょう。
小数と分数が入り混じった計算をする場合、小数にそろえるか分数にそろえるかきちんと考えてから解き始めましょう。かけ算とわり算のかたまりは、分数にして一気に解くのが基本です。
5分の1=0.2、5分の2=0.4、5分の3=0.6 ・・・
20分の1=0.05、20分の3=0.15、20分の7=0.35 ・・・
25分の1=0.04、25分の2=0.08、25分の3=0.12 ・・・
上記のようなよく登場する分数はすぐ小数に直せるように覚えておくと効率的に計算することできます。
2.小数・分数の大きさくらべ
分数と小数の大きさくらべは、基本的には小数にして比べましょう。
8分の1=0.125、8分の2=0.25、8分の3=0.375、8分の4=0.5、
8分の5=0.625、8分の6=0.75、8分の7=0.875
上記のように8分の・・・は0.125ずつ増えていきます。よく出る数字のため覚えておきましょう。
分数どうしの大きさくらべの基本はむりやり通分して計算するのが基本です。分母をそろえたいのに分母が分からないという場合は、他の分数の分子を、分母がわからない分数の分子にそろえて計算しましょう。
3.既約分数
既約分数とはこれ以上約分できない分数のことを指します。逆に何かで割り切れてしまうときは、既約分数とはいいません。 また、割り切れる数が何なのかをしらべるために素因数分解を利用することが多いです。条件に当てはまる数を探す際に 「ベン図」を利用するのも1つの手段になります。
この動画は、サピックスに通塾している小学5年生で、算数が苦手な生徒さん向けに「Sapixの授業前に見ておいてほしい」内容をまとめています。
ポイントだけをおさえたコンパクトな講義となっています。基本的な内容の復習に役立てて頂ければ幸いです。
※Sapixにて使用されているテキストの解説ではありません。ご了承下さいませ。