SAPIXとはどのような塾なのか
SAPIXとは、御三家を中心とする難関中学受験向けの大手塾です。SAPIXが輩出した難関校合格者数は、学校が指定する定員の半分を超えています。難関校に合わせた洗練されたカリキュラムであり、レベルが高くスピードが要求される授業スタイルをとっている所が特徴です。
生徒数は非常に多く、「組分けテスト」や「マンスリーテスト」がある度に、成績順でクラスが替わります。上位クラスを目指そうとするため、競争原理に基づく効率的な学力向上が見込めます。しかし、授業についていくことが難しい生徒さんもいることは確かです。これらのことから、SAPIXは人を選ぶ塾といえるでしょう。
※SAPIXについての詳細はコチラ!
SAPIX生徒が抱えやすい問題点
ケース1:授業内容の理解が追いつかず、わからない点を残したまま帰宅する
【問題点】
・上位クラスの場合…
更に上位を目指すために難しい問題がカリキュラム内に含まれています。授業内の解説だけでは理解まで至らず、自宅に持ち帰った際に解くことができないというケースに陥いることがあります。
・上位以外のクラスの場合…
授業スピードが非常に速いため、理解できない・わからない点が残ってしまうことがあります。授業では解き方の説明が主であり、わかるまで練習問題を繰返すことはなく、家に帰っても解けないままでいるケースに陥ることが多くあります。また、上位クラスに説明が上手な教師が集中するため、上位以外のクラスでは教師側の説明不足という問題が発生する場合もあります。
【当塾で行っている対策法】
1.SAPIXで理解が追いつかなかった問題に対し、「解説動画」を生徒さんに送る
2.SAPIXで出題が予想される問題を当塾の授業にて事前に実践する
この2つを繰り返し行い、SAPIXで起こり得る理解不足に対し、解決のアプローチをしております。
実際の講義につきましては、サピックスの算数を15分で講義してみたの動画をご覧ください。
ケース2:カリキュラム内の問題が偏っている
【問題点】
SAPIXでは難関校受験向けのカリキュラムを組む上で、問題を厳選して選んでいます。そのため問題の偏りが多く見受けられます。また、応用問題を同時に出題しない傾向にあるため、言い回しが少し変わると解くことが難しいと訴える生徒さんもいます。
【当塾で行っている対策法】
・カリキュラム内の単元に関連した類題を実践する
カリキュラムの問題と当塾が用意した類題を並行して行うことにより、理解度を深めます。
ケース3:配付テキストの量が膨大で、間違えた問題が探し出せない
【問題点】
SAPIXで配布されたテキストには、似たような問題が数多く並んでいます。よく見てみると、数字を一部変更した同じパターンの問題です。同パターンの問題のみ複数回行い、言い回しを変えた応用問題は特にありません。
また、問題は全て紙のプリントで配付され、同じ単元で4~5種類のテキストを保持することになります。どんどんプリントが増えていき、いったいどこにどの問題があるのか・わからなかった問題はどこにあるのか見つけづらくなる場合があります。
【当塾で行っている対策法】
当塾では、問題を全てPDF化しています。さらに、解けなかった問題をシステム上で記録し管理しています。そのため、解けなかった問題をすぐに呼び出すことができる上、印刷し冊子として渡すことが可能です。当塾独自のシステムについての詳細は夏井算数塾・個別指導はココが違う!をご覧ください。