速さが苦手な小学生がオンライン算数で改善する理由

中学受験/オンライン算数
速さの弱点克服ガイド

速さが苦手な小学生がオンライン算数で改善する理由

「速さの文章題だけ正答率が下がる」「距離や時間の数字は読めているのに、どう考えればよいか分からない」。中学受験を見据えた算数の家庭学習では、速さは多くの小学生にとって大きな弱点になりやすい単元です。速さは、公式を覚えるだけでなく、動きのイメージ、図の描き方、単位換算、式へのつなぎ方まで必要になります。本ページでは、速さが苦手になる背景から、オンライン算数個別指導で見てもらいやすいポイント、家庭でのフォロー、教室選びの観点まで整理します。

手元映像や画面共有を使って、速さの図、単位換算、式へのつなぎ方を見てもらいたい場合は、算数オンライン塾|中学受験算数の完全1対1個別指導も参考になります。

速さで困っているときに、先に見たいページ

速さは、小5以降の重要単元として差がつきやすい分野です。小6前に速さ・比・図形・場合の数をまとめて見直したい場合は、小5算数マスター講座|小6前の重要単元総復習が確認先になります。

現在の苦手を一対一で細かく見てもらいたい場合は、オンライン算数個別指導、対面を含めて算数学習全体を相談したい場合は、中学受験算数の個別指導をご覧ください。

速さが苦手になる背景と中学受験算数としての難しさ

速さは、四則計算だけで処理できる単元ではありません。文章を読み、動きをイメージし、図に表し、距離・時間・速さの関係を式に移す必要があります。ここに、速さ特有の難しさがあります。

目に見えない動きをイメージする必要がある

速さは、紙面上の数字だけではなく、物体がどのように動いているかを考える単元です。

  • 1秒間にどれくらい進むのか。
  • 1時間あたりどれくらいの距離を進むのか。
  • 二人が反対方向や同じ方向に動くと、距離がどう変わるのか。

こうした動きの感覚がないまま公式だけを使うと、基本問題は解けても、追いかけ算や旅人算で考えにくくなります。誰がどこから出発し、どの方向へ進み、どの時点を聞かれているのかを読み取る力が必要です。

図や数直線を描く習慣が不足している

速さの問題は、図を使うことで理解しやすくなります。中学受験の算数では、次のような表し方がよく使われます。

  • 数直線や線分図
  • 距離と時間を表すダイヤグラム
  • 出発時刻や到着時刻を整理する表

しかし、図を描く習慣がない場合、問題文を読んですぐ式を作ろうとしてしまいます。また、図を描いても、距離や時間の情報を書き込めていないと、式につながりません。図は見た目をきれいにするためではなく、数量関係を目で追えるようにするために使います。

公式の暗記だけで乗り切ろうとしてしまう

速さでは、「速さ=距離÷時間」「距離=速さ×時間」「時間=距離÷速さ」の三つの関係を使います。ただし、公式を覚えているだけでは、どの問題にも対応できるわけではありません。

  • 問題文のどの数字が距離なのか分からない。
  • 時間の単位が分と時間で混ざると計算しにくい。
  • 出会い、追いかけ、往復などで、どの関係を使うか判断しにくい。

中学受験の算数では、公式を知っていることに加えて、状況を読み取り、図に移し、式へつなげる力が問われます。

つまずきポイント よくある様子 背景
動きのイメージ不足 公式は覚えているが、旅人算や追いかけ算になると考えにくい。 距離、時間、速さの関係を実際の動きとして捉えられていない。
図の描き方が安定しない 数直線を描いても、何を表しているか自分で読み返しにくい。 図の目的があいまいで、数量関係の整理につながっていない。
公式の暗記頼み 三つの公式は言えるが、どれを使うか判断しにくい。 言葉、図、式がつながっておらず、状況理解に負担がかかっている。

オンライン算数個別指導が速さに向いている理由

速さは、答え合わせだけでは改善しにくい単元です。どのように読んで、どこに線を引き、どの図を描き、どの式へ進んだのかを見る必要があります。オンライン算数個別指導では、その途中を確認しやすい利点があります。

画面上で動きを見せながら説明できる

オンライン授業では、講師が画面共有を使って、動きを視覚的に示すことができます。

  • 一定の速さで進む車を少しずつ動かし、距離と時間の関係を見せる。
  • 二人が別々の地点から出発し、どこで出会うかを図で示す。
  • 行きと帰りの速さが違う場合に、時間がどう変わるかを比べる。

紙面の数字だけでは分かりにくい内容も、動きとして見られると理解しやすくなります。特に、出会い、追いかけ、往復の問題では、視覚的な説明が大きな助けになります。

手元映像で図と計算の様子を確認できる

オンライン算数個別指導では、手元カメラを使ってお子さまのノートを映しながら授業を行えます。これにより、次のような点を見やすくなります。

  • 数直線のどこに出発地点と到着地点を書いているか。
  • 時間や距離の数字をどこに書き込んでいるか。
  • 誰がどの方向に動いているかを図に反映できているか。
  • 単位換算や途中計算でどこに負担が出ているか。

同じ「速さが苦手」でも、図の描き始めで困っている場合、図は描けても式に進みにくい場合、計算や単位換算で間違える場合があります。手元の様子を見ることで、必要な指導内容を分けて扱いやすくなります。

授業後の復習内容を決めやすい

オンライン環境では、授業で扱った問題、使った図、間違えやすかった単位換算などを記録しやすい利点があります。

  • 旅人算、追いかけ算、通過算のどれが特に苦手か。
  • 図で困っているのか、計算で間違えやすいのか。
  • 速さの問題にどれくらい時間がかかっているか。

こうした情報を次回の授業や宿題に反映すると、「速さが苦手」という大きな悩みを、具体的に扱いやすくなります。

速さの弱点を改善する三つの進め方

速さは、公式を繰り返し覚えるだけでは安定しにくい単元です。動きの理解、図の使い方、問題演習の順に積み重ねることで、考えやすくなります。

進め方一

動きとことばを結びつける

公式に入る前に、文章の内容を実際の動きとしてイメージできるようにします。

進め方二

図の描き方を身につける

数直線や線分図を使い、距離・時間・速さの関係を目で追えるようにします。

進め方三

類題で考え方を使えるようにする

旅人算や追いかけ算など、近い構造の問題を続けて扱い、解き方を使える状態にします。

進め方一 動きとことばを結びつける

最初に大切なのは、速さの公式からいったん離れ、文章の内容を動きとして捉えることです。オンライン授業では、画面上で図形を動かしながら説明できます。

  • 一定の速さで進む図形を動かし、時間ごとに進む距離を確認する。
  • 時間が2倍になると距離がどう変わるかを画面上で示す。
  • 二人の動きを同時に表示し、距離の差がどう変わるかを比べる。

そのうえで、簡単な文章題に戻り、「1時間で5km進む」という文が図のどの部分に当たるか、「10分ではどれくらい進むか」という問いが何を聞いているかを確認します。正解だけでなく、文章と動きがつながる感覚を育てることが大切です。

進め方二 図の描き方を身につける

次に、速さの問題で使う図の描き方を身につけます。オンライン個別指導では、講師が画面に見本を示しながら、お子さまの手元映像を見て修正できます。

  • 数直線のどこに出発地点と到着地点を取るか。
  • 時間と距離をどの位置に書き込むか。
  • 出発時刻の違いや距離の差を、矢印や印でどう表すか。

図を描く際に大切なのは、きれいさよりも、数量関係を自分で読み返せることです。速さ、時間、距離の数字が図のどこに対応しているかが見えるようになると、式へ進みやすくなります。

進め方三 類題で考え方を使えるようにする

動きのイメージと図の描き方が身についてきたら、次は類題演習で考え方を使える状態にします。

  • 追いかけ算、旅人算、通過算を分けて扱う。
  • 条件が変わっても、まず図に移して考える。
  • 間違えた問題について、どの時点で考えにくくなったかを振り返る。

オンライン算数個別指導では、過去問や塾のテキストを画面共有しながら、問題文のどこが出発地点を示しているか、どの条件から速さや距離の違いを読み取るかを一問ずつ確認できます。この積み重ねによって、速さの問題に取り組みやすくなります。

速さの学習で確認したい4項目

確認項目 見るポイント
単位換算 分と時間、mとkmを混ぜずに扱えているか。
図の書き込み 距離、時間、速さを図の中に書き込めているか。
問いの把握 何を求める問題かを式の前に言えるか。
式への移行 図のどの関係を使って式を作ったか説明できるか。

小5のうちに速さを含む重要単元をまとめて復習したい場合は、小5算数マスター講座で、図形・場合の数・速さ・比をまとめて確認できます。

家庭でできるフォローとオンライン指導との連携

オンライン算数個別指導だけに任せるのではなく、家庭での関わり方を少し工夫することで、速さの理解は深まりやすくなります。

日常の速さに目を向ける声かけをする

速さは、日常生活の中にも多くあります。

  • 徒歩、自転車、車では、どれがどれくらい速いかを考える。
  • 学校までの距離と通学時間から、おおよその速さを考える。
  • 階段とエレベーターで、かかる時間の違いを比べる。

難しい計算をさせる必要はありません。「どちらが速いと思うか」「どれくらい違いそうか」といった会話だけでも、速さを生活の感覚と結びつけやすくなります。

解き直しは似た問題と合わせて行う

速さの弱点克服には、解き直しの質が大きく関わります。間違えた問題をもう一度解くだけでなく、似た問題を合わせて扱うと効果的です。

  • 一問目で考えにくかった点を、二問目で意識する。
  • 設定が違う問題でも、同じ図の使い方で考えられるか試す。
  • 時間配分も含めて、解く流れを安定させる。

オンライン授業で講師と確認した内容を、家庭学習では似た問題で使ってみると、学習内容が残りやすくなります。

結果だけでなく図と途中の考え方を見る

速さの問題は、最初から正解まで届かないこともあります。そのときは、点数だけでなく、途中の考え方にも目を向けてください。

  • 数直線を描こうとしていたか。
  • 前回よりも矢印や印で動きを表せていたか。
  • 誰がどこから動き出したかを図に書こうとしていたか。

こうした点を言葉にして認めることで、お子さまは「少しずつ考え方が良くなっている」と感じやすくなります。

速さのつまずき別FAQ

Q1. 速さの公式は覚えていますが、文章題になると使えません。
A. 公式の前に、問題文の中から距離、時間、速さに当たる情報を分ける練習が必要です。図に数字を書き込み、どの関係を使うかを言葉にしてから式へ進むと考えやすくなります。
Q2. 数直線を描いても、式につながりません。
A. 図を描いたあとに、求めるものへ印を付け、分かっている距離、時間、速さを図の中に書き込みます。図と式を別々に扱わず、図のどの部分を式にするのかを確認することが大切です。
Q3. 旅人算や追いかけ算になると急に苦手になります。
A. 二人の動きが出る問題では、誰がどこからどちらへ進むのかを先に図にします。距離が近づくのか、離れるのかを見てから、速さの和や差を使う場面を確認すると理解しやすくなります。

速さに強いオンライン算数個別指導の選び方

速さの弱点克服を目的としてオンライン算数個別指導を選ぶ場合は、単に解説が分かりやすいかだけでなく、図と途中の考え方まで見てもらえるかを確認することが大切です。

速さの指導経験があるか

速さの単元は、指導経験によって授業の深さが変わりやすい分野です。教室や指導者を選ぶ際には、次の点を確認するとよいでしょう。

  • 追いかけ算、旅人算、通過算の指導経験があるか。
  • 速さと割合、速さと図形など、複合問題を扱えるか。
  • 速さを苦手としていた生徒への対応例を説明できるか。

手元映像と画面共有をセットで使っているか

オンライン算数個別指導の強みは、手元映像と画面共有を組み合わせられることです。

  • 手元カメラの利用が標準になっているか。
  • 画面共有で数直線やダイヤグラムを描きながら説明してくれるか。
  • 授業中に図の描き方をその場で見てくれるか。

これらができている教室は、オンラインという形式を算数指導に生かしやすいと考えられます。

宿題と復習が速さの理解につながっているか

速さの力を伸ばすには、授業と授業の間の復習も重要です。

  • 図の描き方を反復できる類題が用意されているか。
  • 似た構造で条件を少し変えた問題に取り組めるか。
  • 間違えた問題を次回の授業で確認してくれるか。

オンラインだけでなく、対面も含めて個別指導を検討したい場合は、中学受験算数の個別指導も確認しておくと、家庭の状況に合う学び方を比べやすくなります。

小6直前期に速さを急いで見直したい場合

小6後半になると、速さだけをゆっくり復習する時間が取りにくくなります。過去問の中で速さ・図形・比などが混ざって出る場合は、解いた後にどの単元を補うかまで決める必要があります。

過去問と単元復習を短期間で確認したい場合は、ラストマイラーズ特訓|過去問と単元復習の小6算数直前対策講座も参考になります。

まとめ 速さは動きの理解と図の使い方で変わる

速さの単元は、公式の暗記だけでは成果が出にくい難しいテーマです。しかし、動きのイメージ、図の描き方、単位換算、式へのつなぎ方を順に確認すれば、少しずつ考えやすくなります。

オンライン算数個別指導であれば、画面上で動きを見せながら説明し、手元映像で図と計算の様子を確認できます。中学受験を見据えて速さが気になり始めた場合は、算数オンライン塾の完全1対1個別指導をご覧ください。

夏井算数塾全体の指導方針を知りたい場合は、中学受験算数に特化した夏井算数塾の全体案内も参考になります。

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