四谷大塚の特徴

四谷大塚は、「自ら考える力」を育てる─を教育理念としています。

柔軟な思考を育む教育システム

◆らせん型カリキュラム

ひとつのテーマに対して、さいしょは基本的な説明から入り、その後はだんだんとらせん階段を上るように、同じ軌跡を何度も繰り返し、より高度な理論に進みます。以前に習った記憶がよみがえると同時に、さらに異なる視点からの解法を知ることで、答えにたどりつくことのできる道が1つだけでは無いことを知り、未経験の問題に対しても対処することのできる、柔軟な思考能力を養うことができます。

◆学習予定表にそった1週間単位の学習

事前学習→授業→復習→確認 という作業を1週間単位で行うことによって、高い学習効果を得ることができます。「授業→週末のテスト」が四谷大塚の学習の基本です。各教科の学習範囲を週単位で指定した「学習予定表」にそって、計画的に学習を進めます。

定評ある教材「予習シリーズ」を使った授業

教育理念でもある「自ら考える力」を育てる、ための教材が「予習シリーズ」です。四谷大塚生だけでなく、多くの受験生が使用する「予習シリーズ」は、中学受験の定番的存在になっています。

「予習シリーズ」のカリキュラムは、1つの分野・単元の学習を繰り返して、らせん階段を昇るように段階的に学習することが特長です。これにより基本の理解と定着を図り、復習をしつつ応用力を身につけることが可能です。たとえば小学4年生の算数 で「速さの3公式」を学習すると、小学5年生で「旅人算」さらに「速さと比」の学習へと続き、前の学習内容を思い出しながら、その内容を活用して解くことができないか試行錯誤することで、理解をより深め、応用力を高めることができます。

子どもの能力を引き出すための学習環境

◆学力別クラス構成

一人ひとりに合った適切な授業を行うため、入室時と年度の途中の数回、テストによるクラス編成が行われます。 超難関校への合格を目指すクラスから、基本を確実に身につけるクラスまで、一人ひとりに合わせた学力別のクラス編成がなされます。「予習シリーズ」を知り尽くした各教科講師が、ポイントをわかりやすく、ていねいに指導してくれるほか、家庭での復習のサポートも、インターネットを活用したIT解説授業「予習ナビ」で万全に行われています。

◆テスト

テストは学習を確実に身につけるために、必要不可欠なものとして位置づけされています。テストでは、インプットした知識をアウトプットすることで、知識や思考力を定着させることができるからです。毎週のテストでは、「予習シリーズ」で学んだ一週間の学習内容を確認し、自分がどの程度理解できているのかを、チェックすることができます。テスト後の解説授業で理解を深め、そしてテスト後24時間以内にスピード返却される結果をもとにIT授業「復習ナビ」を利用して再復習することで、確実に習得することができる仕組みとなっています。

◆1教科専門主義

その教科を好きになることが学力の伸長に影響します。学習するおもしろさを見つけることができるように、教科の内容に通じた専門の講師が授業を担当します。

一人ひとりを大切に

◆進学・学習相談

成績についての悩みや、志望校選定についてなど、父母会や個人面談などの場が設けられています。

◆安全・安心の校舎環境

四谷大塚は首都圏に22後者あります。どの校舎も通塾に適した環境が選ばれています。

 

指導方針【低学年】

四谷大塚の低学年指導は、子どもたちの好奇心を刺激し、もっと学習したいという気持ちになるように教材や授業の進め方が工夫されています。知能開発に適した時期がおよそ10歳までと言われているのは、脳発達の基礎的部分が10歳ぐらいで完成してしまうためです。四谷大塚では、興味・関心を引き出し、「夢」を持たせる指導を行い、“自ら考える習慣”を自然に身につけさせてくれます。

集中力を保つ楽しい授業

◆「正解への小さな芽」を育てる指導

問題に対して、あらゆる側面を見て向き合います。点数による客観評価ではなく、子どもたちの関心や学習意欲を引き出し、学習に対する前向きな態度を生む主観評価が、小学校低学年の時期には大切だとしています。

◆×(バツ)をつけない添削指導

正解には〇がつきますが、不正解には×はつけられずに、コメントが添えられます。書いたこと自体が評価され、誤字や不適切な答え方などは評価には含めず、プロセスの大切さをつたえることで、学力の土台が大きく育まれます。

◆少人数制・専用教室

目配り・気配りができる1クラス10~15人の少人数制。床がカーペット敷きの専用教室となっており、自由で活発な雰囲気になるとともに、楽しく集中して学ぶことができます。

 

指導方針【高学年】

論理的に課題を見つけ、論理的に課題を解決する能力」が必要とされています。

◆「自ら求め、自ら考える習慣」をつける

【まず自ら考えて予習する→授業を受ける→復習する→テストで確認する】という流れが学習本来の姿であると四谷大塚では考えられています。正解を知る前に、自力で新たな問題に挑戦することで、創造的な考えができるようになります。何もかも教え込まれる指導では、自ら考える力を育てることはできません。課題を解決する力を養うことのできる最高の方法は、何も教わっていないところから自ら考えることであり、授業を受ける前に「予習」をするということに繋がります。復習も理解を深めるためにもちろん大切ですが、課題解決能力を育てるのは予習です。そして、自ら求め、自ら考えるその原動力になるのは、将来の目標=「夢」です。夢があるからその夢に向かって学習することが可能となります。四谷大塚では、日々の指導の中で、興味・関心を引き出し、「夢」「志」につなげる指導を行い、“自ら考える習慣”を自然に身につけることができます。

「基本概念の理解」を積み重ね、「より深い知識」を身につけること
論理的に課題を解決するには、“基本概念の理解”と、“より深い知識”を身につけることが大切です。基本概念の理解と深い知識により、論理的に課題を解決する能力を発揮することができます。基本概念をしっかりと理解し、より深い知識を身につけることで、あるとき急に思考力が高まり、それまで悩んでいた問題が難なく解けるようになることがあります。この瞬間が達成感を満たし、課題解決能力の飛躍的な成長へとつながります。四谷大塚は、受験テクニックを教え込むのではなく、基本概念をきちんと理解させるところから指導を行うため、基礎・基本を確実に固め、より深い知識を身につけさせることで、理論的課題解決能力を養うことができます。

受験に対するサポート

四谷大塚の誇る豊富な受験データをもとに、校舎スタッフのサポートはもちろん、インターネットのコンテンツなどを駆使しています。

◆入試報告会

首都圏の入試終了直後に日本最大規模の中学入試報告会が行われます。次年度以降の入試に活かせるよう、受験者の動向や入試の特徴などを過去のデータと照合させながら分析し、地域性を考慮したうえで、オリジナル資料が配布され入試報告会が行われます。

◆学校参観

6月から7月にかけて、四谷大塚主催の学校参観が実施されます。各私立中学校の教育方針や進学状況などの話が聞けるほか、実際の授業の様子や学校の施設などもじっくりと見学することができます。在籍生であればどの学年の父母の方でも参加可能です。

◆個人面談

クラス担任又は各教科の担当から、学習状況や今後の学習方法、学力を伸ばすために必要なことなどについてアドバイスがあります。学習面について心配がある場合はいつでも相談にのってもらうことが可能です。

◆Webサポート

四谷大塚のホームページ「四谷大塚ドットコム」から、最新の中学受験情報が届きます。300校以上の過去問が無料でダウンロード可能な「過去問データーベース」、入試情報がすぐに分かる「入試関連変更点」、受験期には「出願倍率速報」や「入試解答速報」、また受験生のナマの声が届く「合格体験記」など、豊富なコンテンツがあります。

◆進路相談

6年生の秋以降、合不合判定テスト等をふまえて、個別にクラス担任と受験校を決定していきます。個性や家庭の方針なども考慮され、ベストな受験校選択の相談が行われます。また、受験期間中も進学校が決まるまで、きめ細かなサポートがなされます。

◆父母会

学習のポイントや効果的な学習方法などについて、各教科別に詳しい説明があります。6年生の父母会では、入試までの学習方法の他に、併願校の選び方や願書の記入方法、入試直前と当日の諸注意などの説明もあります。

 

時期別対策

中学受験のカリキュラムは通常3年または2.5年かけて進められますが、その時期によって重要なポイントが変わります。また、カリキュラムの進行に関わらず後で困るポイントもあります。当塾では、適切なタイミングで学習内容を提供し、指導を行っています。