早稲田アカデミー対策
早稲田アカデミー算数の宿題・予習シリーズ・組分け前復習を考える
早稲田アカデミーの算数では、宿題を全部終えられるかだけでなく、授業で習った考え方を家庭でも再現できるか、間違えた問題を直しまで進められるかが重要です。
このページでは、小4〜小6のご家庭に向けて、宿題の負担を見分ける基準、予習シリーズの使い方、組分けテスト前に優先したい復習を整理します。
最初に確認したいこと|宿題の負担は量だけで判断しません
早稲アカの宿題が終わらないときは、次の4点を確認します。
- 授業で扱った問題を、翌日に自力で解き直せるか
- 分からない問題を長時間考え続け、ほかの宿題へ進めなくなっていないか
- 丸付け後の直しを翌週までに進められているか
- 見直す問題を決めないまま、すべての問題を抱えていないか
全部の問題を一度通過することよりも、理解が浅い問題を見つけ、次に解き直す問題を残せているかが大切です。
この記事で判断できること
- 宿題量ではなく、学習状態から負担を見分ける方法
- 宿題が終わらないときに優先すること
- 予習シリーズの例題・類題・直しの進め方
- 組分けテスト前に見直す問題の選び方
- 小4・小5・小6で家庭が確認したい点
- 家庭だけで続けるか、外部支援を検討するかの判断材料
早稲アカの宿題が重いか判断する基準
早稲アカの宿題は、単純な問題数だけでは負担を判断しにくい面があります。同じ量でも、授業内容を理解できている場合と、考え方があいまいなまま取り組む場合では、必要な時間が大きく変わるためです。
- 授業の翌日に、例題と同じ考え方を再現できない
- 1問を長時間考え続け、ほかの宿題へ進めない
- 宿題を終えることが優先され、丸付け後の直しが残る
- 分からなかった問題を残したまま次の単元へ進む
- 組分け前に、何を復習すればよいか分からない
- 宿題のうち、どこまで自力で進められているか
- 時間がかかる原因が計算、図、考え方のどこにあるか
- 間違えた問題を後日もう一度解いているか
- 次に見直す問題を本人が説明できるか
- 毎週同じ単元や問題形式で手が進みにくくなっていないか
「全部終わらない=すぐに問題」とは限りません
取り組めなかった問題があっても、理由が分かり、後日見直す問題として管理できていれば次の学習につなげられます。反対に、すべてに答えを書いていても、解説を書き写しただけで自力では再現できない状態には注意が必要です。
宿題が終わらないときは、取り組む順番を決める
宿題が積み重なっているときに、最初からすべてを同じ重さで進めようとすると、直しまで手が回りにくくなります。問題の状態に合わせて、家庭での扱い方を分けて考えます。
| 問題の状態 | 家庭での扱い方 |
|---|---|
| 授業後に自力で解けた問題 | 丸付けを行い、考え方に不安がなければ次へ進みます。 |
| 少し考えた後に解けた問題 | 組分け前に見直す候補として印を付けます。 |
| 解説を見れば分かる問題 | その場で終わらせず、時間を空けて自力で解き直します。 |
| 解説を読んでも進みにくい問題 | どこまで理解できたかを残し、授業や質問の対象にします。 |
優先したいのは、授業で扱った重要な考え方を自力で再現することと、間違えた問題を直しまで進めることです。
すべての問題を同じ日に完成させるのではなく、今週中に直す問題、組分け前に見直す問題、質問する問題を分けると、積み残しを把握しやすくなります。
早稲アカで予習シリーズを使うときの進め方
予習シリーズは問題数が多く、ページを進めるだけでは、理解できた問題と解説を見て通過した問題の区別がつきにくくなります。早稲アカの授業や宿題と組み合わせるときは、例題・類題・直しの役割を分けて考えます。
- 例題:解き方だけでなく、なぜその式や図を使うか説明できるか
- 類題:例題と数字や条件が変わっても、同じ考え方を使えるか
- 間違えた問題:計算、図、式、考え方のどこでつまずいたか
- 解き直し:解説を閉じた状態でも再現できるか
- 週末:その週に考え込んだ問題だけを見直せるか
- 例題を読んだだけで理解したことにしている
- 類題になると、どの考え方を使うか分からない
- 丸付け後に解説を読んで終わっている
- 間違えた理由を残さず、翌週には忘れている
- 宿題のページ数だけを基準に学習している
授業内容が家庭学習に残っているかを確認するには、答えが合うかだけでなく、例題の考え方を別の問題でも使えるかを見ることが大切です。
組分けテスト前は、新しい問題より復習対象を絞る
組分けテスト前は、不安から新しい教材や問題を増やしやすくなります。しかし、最初に確認したいのは、すでに授業や宿題で扱った問題のうち、自力で再現できていない問題です。
見直す問題を選ぶ基準
- 最近の宿題で、何度も考え込んだ問題
- 授業中は分かったが、家では解けなかった問題
- 解説を読んだ後に、自力で解き直していない問題
- 計算はできても、図や式の置き方で考え込んだ問題
- 以前にも同じ考え方で間違えた問題
復習を進めるときの順番
- 宿題や教材に付けた印から、見直す問題を集める
- 解説を見ずに、どこまで自力で進められるか確認する
- つまずいた原因を、計算・図・式・考え方に分ける
- 解説後、時間を空けてもう一度解く
- もう一度取り組んでも進みにくい問題は、質問や指導の対象にする
小4・小5・小6で家庭が確認したいこと
学年ごとの宿題量や進め方は、クラスや校舎、受講状況によって異なるため、一律の量では判断できません。ここでは、各学年で家庭が確認したい観点を整理します。
小4
学習の進め方を作る時期です。
- 宿題へ取りかかる時間が決まっているか
- 丸付け後に間違いを確認しているか
- 例題と類題のつながりを理解できているか
- 分からない問題をそのままにしていないか
小5
単元が積み重なり、復習対象が増えやすい時期です。
- 宿題を終えるだけで直しが残っていないか
- 以前の単元の理解不足が影響していないか
- 見直す問題を問題単位で管理できているか
- 毎週同じ種類の問題で手が進みにくくなっていないか
小6
新しい学習と、それまでの復習を分けて考えたい時期です。
- 今週の宿題と復習課題が混ざっていないか
- 見直す単元の優先順位が決まっているか
- 本人が今の弱点を説明できるか
- 家庭だけで管理する範囲が広がりすぎていないか
どの学年でも共通するのは、問題数だけでなく、授業内容を再現できるか、直しが次の学習につながっているかを見ることです。
保護者が見る範囲は、解き方より学習の流れ
保護者の方が算数の解法まで教える必要はありません。最初に、本人が学習を続けやすい状態になっているかを確認します。
- 宿題に取りかかるまでに時間がかかる
- 答えはあるが、式や図など考えた跡が残っていない
- 丸付け後の直しを嫌がる
- 同じ単元や問題形式を繰り返し避ける
- テスト前に何を復習するか本人が言えない
- その週に必ず直す問題
- 組分け前に見返す問題の置き場所
- 質問する問題の残し方
- 保護者が確認する範囲
- 宿題の1問に長時間かかったときの切り替え方
保護者がすべての問題を管理しようとすると、家庭の負担も大きくなります。最初は、着手、丸付け、直し、次に見直す問題の4点を確認するところから始めます。
家庭だけで進めるか、外部支援を検討するか
一度宿題が終わらなかったことだけで、すぐに外部支援が必要とは限りません。ただし、次の状態が続いている場合は、学習量を増やす前に進め方を見直す必要があります。
- 授業を受けた翌日に、考え方がほとんど残っていない
- 宿題を終えることに追われ、直しが毎週積み残されている
- 解説を読んでも、どこでつまずいたか本人が分からない
- 組分けテスト前に復習する問題を選べない
- 保護者が付き添わないと、宿題を進められない状態が続く
夏井算数塾で行っている対応
授業で理解が浅かった内容については、必要に応じて動画教材を活用し、早稲アカの授業や宿題へ入りやすい状態を作ります。
また、いつ解いた問題か、どこでつまずいたかなどの学習状況を管理し、解けなかった問題を授業で確認したうえで、宿題として再提示します。組分けテストの日程に合わせて復習を組み込み、テスト前に見直す問題を分かりやすくします。
相談や受講検討の前に整理しておくとよいこと
- 困っているのが、授業理解、宿題、直し、テスト前復習のどこか
- 家庭で対応できている範囲と、負担になっている範囲
- 最近繰り返しつまずいている単元や問題
- 毎週の支援が必要か、特定単元の確認が必要か
困っている内容に合わせて指導・講座を確認する
外部支援を検討する場合も、すべてのご家庭に同じ受講方法が合うわけではありません。現在の学年、通える場所、確認したい内容に合わせて、詳細ページをお選びください。
毎週の宿題やテスト直しを対面で確認したい
普段使っている塾教材、宿題、テスト答案をもとに、教室で完全1対1の指導を受けたい方向けです。
- 宿題の優先順位を個別に決めたい
- 途中式や図を直接確認してほしい
- 早稲アカの授業と並行して算数を見てほしい
自宅から完全1対1で確認したい
通塾時間を増やさず、塾教材、答案、途中式をオンラインで個別に確認してほしい方向けです。
- 近くに通える教室がない
- ほかの習い事や通塾日程と調整したい
- 自宅学習の様子を見ながら指導してほしい
小5の重要単元をまとめて確認したい
小6へ進む前に、図形、場合の数、速さと比など、小5の重要単元を講座形式で確認したい方向けです。
- 小5の単元に理解不足が残っている
- 苦手単元を月ごとに確認したい
- 1対1指導と集団講座を比較したい
小6で過去問と単元復習を進めたい
小6の直前期に、過去問の確認と不足単元の復習を短期間で進めたい方向けです。
- 過去問の直し方を確認したい
- 直前期に復習対象を絞りたい
- 過去問と単元学習を並行したい
募集状況、対象、日程などは各詳細ページでご確認ください。現在の状況にどの指導が合うか判断しにくい場合は、ページ末尾の判断材料またはお問い合わせをご利用ください。
早稲田アカデミー算数の特徴と家庭学習の関係
早稲田アカデミーは、中学・高校・大学受験専門の進学塾として、関東を中心に多くの教室を展開しています。中学受験では、四谷大塚の予習シリーズをメイン教材として使うことが多く、テキストやテストが豊富にある点が特徴です。
SAPIXと比較すると、授業の熱量や校舎ごとの雰囲気に違いを感じるご家庭があります。講師それぞれに特徴があり、生徒のやる気を引き出す授業が中心となる一方、担当講師や校舎によって授業の進め方に違いを感じる場合もあります。
また、中学受験だけを扱う塾ではなく、同じ校舎に中学・高校・大学受験のクラスがあることも特徴です。
教材やテストが豊富で学習量を確保しやすい一方、算数では、授業後に家庭でどれだけ理解を残せるかが重要になります。
早稲田ゼミと早稲田アカデミーは別の塾
早稲田ゼミと早稲田アカデミーは、名前が似ていますが同じ塾ではありません。比較するときは、名称の印象だけでなく、通える地域、使用教材、授業の進め方を分けて確認する必要があります。
- 早稲田アカデミー:関東を中心に展開し、中学受験では四谷大塚の予習シリーズを使うことが多い進学塾
- 早稲田ゼミ:別運営の塾として扱われることが多く、教材や授業方針、展開地域も異なる
このページでは、早稲田ゼミとの比較ではなく、早稲田アカデミーに通う小学生の算数学習に焦点を当てています。
よくある質問
早稲アカの宿題は全部終わらせるべきですか
基本的には、塾から出された宿題に取り組む必要があります。ただし、理解が浅いまま答えを埋めることだけを優先すると、直しが残りやすくなります。自力で解けた問題、解き直す問題、質問する問題を分け、理解できていない問題を把握することが大切です。
宿題が終わらないときは、何を優先すればよいですか
授業で扱った重要な問題を自力で再現できるか確認し、その後に間違えた問題の直しを進めます。長時間考え続けても解けない問題は抱え込まず、どこまで理解できたかを残して質問の対象にします。
予習シリーズは例題だけ見れば十分ですか
例題を見るだけでは、同じ考え方を別の問題でも使えるかまでは確認できません。例題で考え方を確認した後、類題を解き、自力で再現できるかを見ます。進みにくい場合は、式や図のどこでつまずいたかを残します。
組分けテスト前は何を優先すればよいですか
新しい問題を増やす前に、最近の宿題で考え込んだ問題、授業では分かったものの自力で解けなかった問題を確認します。普段から見直す問題に印を付けておくと、テスト前に復習範囲が広がりすぎにくくなります。
家庭ではどこまで見ればよいですか
保護者の方が解き方まで教える必要はありません。宿題へ取りかかれているか、丸付け後に直しているか、次に見直す問題を本人が説明できるかを確認します。家庭での管理負担が大きくなっている場合は、見る範囲を整理することも必要です。
外部のサポートを検討する目安はありますか
授業内容が翌日にほとんど残らない、直しが毎週積み重なる、組分け前に復習対象を選べない、保護者が付き添わないと進められない状態が続く場合は、学習量を増やす前に進め方を相談する選択肢があります。毎週の宿題を個別に確認したい場合、オンラインで受けたい場合、特定学年の単元を講座で復習したい場合では、確認するサービスが異なります。
まとめ|早稲アカ算数は宿題の量より学習の残り方を見る
早稲田アカデミーは、熱量のある授業、豊富な教材、定期的な組分けテストによって、学習量を確保しやすい塾です。一方で、算数では、授業で聞いた内容を家庭で再現できるか、宿題を直しまで進められるかが重要です。
- 授業の翌日に例題の考え方を再現できるか
- 宿題を終えることだけが目的になっていないか
- 解説後に時間を空けて解き直しているか
- 組分け前に見直す問題が決まっているか
- 家庭で管理する範囲が広がりすぎていないか
宿題が終わらないときは、塾そのものの良し悪しだけで判断せず、授業理解、宿題の進め方、直し、復習の優先順位のどこに負担が偏っているかを確認します。
現在の困り方に合わせて、判断材料、指導内容、相談先を確認できます。
- 授業内容が翌日には残っていない
- 宿題と直しの積み残しが続いている
- どの学習から見直すべきか分からない

