中学受験算数
早稲田アカデミー対策

早稲田アカデミー算数の宿題が終わらないときの進め方|予習シリーズ・組分け前復習

早稲田アカデミーの算数では、宿題の量が多い、授業で習った問題を家庭で解けない、丸付け後の直しが終わらないといった悩みがあります。

宿題の量は学年・クラス・校舎・受講状況によって異なるため、一律の問題数や所要時間では判断できません。また、同じ宿題でも、授業内容の理解度や解き直しに必要な時間によって負担は変わります。

この記事では、小4〜小6のご家庭に向けて、宿題量の確認方法、優先順位の決め方、予習シリーズの使い方、組分けテスト前の復習、家庭での管理方法を解説します。

早稲アカの宿題量は多い?家庭で確認したい判断基準

早稲田アカデミーの宿題量は、学年・クラス・校舎・受講状況によって異なります。そのため、すべての生徒に共通する問題数や学習時間を示すことはできません。

家庭で実際の負担を確認する際は、宿題として指定された問題数だけでなく、授業内容を思い出す時間、解き直しに必要な時間、以前の単元の復習が必要かどうかも確認します。

例えば、問題数が同じでも、授業で理解できた問題を自力で解く場合と、解説を読み直しながら進める場合では、必要な時間が変わります。まずは、どの作業に時間がかかっているかを把握することが大切です。

負担が大きくなっているサイン

  • 授業の翌日に、例題と同じ考え方を再現できない
  • 1問を長時間考え続け、ほかの宿題へ進めない
  • 宿題を終えることが優先され、丸付け後の直しが残る
  • 分からなかった問題を残したまま次の単元へ進む
  • 組分け前に、何を復習すればよいか分からない

量より先に確認したいこと

  • 宿題のうち、どこまで自力で進められているか
  • 時間がかかる原因が計算、図、考え方のどこにあるか
  • 間違えた問題を後日もう一度解いているか
  • 次に見直す問題を本人が説明できるか
  • 毎週同じ単元や問題形式で時間がかかっていないか

全部終わらないことだけで判断しない

取り組めなかった問題があっても、理由が分かり、後日見直す問題として管理できていれば次の学習につなげられます。反対に、すべての問題に答えを書いていても、解説を書き写しただけで自力では再現できない状態には注意が必要です。

宿題が終わらないときは、取り組む順番を決める

宿題が積み重なっているときに、最初からすべてを同じ重さで進めようとすると、直しまで手が回りにくくなります。問題の状態に合わせて、家庭での扱い方を分けて考えます。

問題の状態 家庭での扱い方
授業後に自力で解けた問題 丸付けを行い、考え方に不安がなければ次へ進みます。
少し考えた後に解けた問題 組分け前に見直す候補として印を付けます。
解説を見れば分かる問題 その場で終わらせず、時間を空けて自力で解き直します。
解説を読んでも考え方を整理しにくい問題 どこまで理解できたかを残し、授業や質問の対象にします。

優先したいのは、授業で扱った重要な考え方を自力で再現することと、間違えた問題を直しまで進めることです。

すべての問題を同じ日に完成させるのではなく、今週中に直す問題、組分け前に見直す問題、質問する問題を分けると、積み残しを把握しやすくなります。塾からの宿題の指定や提出条件も確認し、必要に応じて担当講師に相談してください。

早稲アカで予習シリーズを使うときの進め方

予習シリーズは問題数が多く、ページを進めるだけでは、理解できた問題と解説を見て通過した問題の区別がつきにくくなります。早稲アカの授業や宿題と組み合わせるときは、例題・類題・直しの役割を分けて考えます。

予習シリーズで確認すること

  • 例題:解き方だけでなく、なぜその式や図を使うか説明できるか
  • 類題:例題と数字や条件が変わっても、同じ考え方を使えるか
  • 間違えた問題:計算、図、式、考え方のどこでつまずいたか
  • 解き直し:解説を閉じた状態でも再現できるか
  • 週末:その週に考え込んだ問題だけを見直せるか

進め方を見直したい状態

  • 例題を読んだだけで理解したことにしている
  • 類題になると、どの考え方を使うか分からない
  • 丸付け後に解説を読んで終わっている
  • 間違えた理由を残さず、翌週には忘れている
  • 宿題のページ数だけを基準に学習している

授業内容が家庭学習に残っているかを確認するには、答えが合うかだけでなく、例題の考え方を別の問題でも使えるかを見ることが大切です。

予習シリーズで同じ形式のつまずきが続く場合は、単元そのものの理解不足なのか、解き直しの管理が不足しているのかを分けて考えると、次に確認する内容を絞りやすくなります。

予習シリーズの活用方法を詳しく確認する

家庭学習や個別指導で予習シリーズをどのように使うか確認したい場合は、関連記事も参考にしてください。

予習シリーズの活用方法を見る

組分けテスト前は、新しい問題より復習対象を絞る

組分けテスト前は、不安から新しい教材や問題を増やしやすくなります。しかし、最初に確認したいのは、すでに授業や宿題で扱った問題のうち、自力で再現できていない問題です。

見直す問題を選ぶ基準

  • 最近の宿題で、何度も考え込んだ問題
  • 授業中は分かったが、家では解けなかった問題
  • 解説を読んだ後に、自力で解き直していない問題
  • 計算はできても、図や式の置き方で考え込んだ問題
  • 以前にも同じ考え方で間違えた問題

復習を進めるときの順番

  1. 宿題や教材に付けた印から、見直す問題を集める
  2. 解説を見ずに、どこまで自力で進められるか確認する
  3. つまずいた原因を、計算・図・式・考え方に分ける
  4. 解説後、時間を空けてもう一度解く
  5. もう一度取り組んでも解き方を整理できない問題は、質問や指導の対象にする
テスト前にすべての範囲を同じように見直すのではなく、普段の宿題で残した記録から復習対象を選ぶと、取り組む内容が広がりすぎにくくなります。

苦手単元を確認したい場合

同じ単元で繰り返しつまずいている場合は、単元別の解説も参考にしてください。

小4・小5・小6で家庭が確認したいこと

学年ごとの宿題量や進め方は、クラスや校舎、受講状況によって異なるため、一律の量では判断できません。ここでは、各学年で家庭が確認したい観点を整理します。

小4

学習の進め方を作る時期です。

  • 宿題へ取りかかる時間が決まっているか
  • 丸付け後に間違いを確認しているか
  • 例題と類題のつながりを理解できているか
  • 分からない問題をそのままにしていないか

小5

単元が積み重なり、復習対象が増えやすい時期です。

  • 宿題を終えるだけで直しが残っていないか
  • 以前の単元の理解不足が影響していないか
  • 見直す問題を問題単位で管理できているか
  • 毎週同じ種類の問題に時間がかかっていないか

小6

新しい学習と、それまでの復習を分けて考えたい時期です。

  • 今週の宿題と復習課題が混ざっていないか
  • 見直す単元の優先順位が決まっているか
  • 本人が今の弱点を説明できるか
  • 家庭だけで管理する範囲が広がりすぎていないか

どの学年でも共通するのは、問題数だけでなく、授業内容を再現できるか、直しが次の学習につながっているかを見ることです。

小5で複数の重要単元に理解不足が残っている場合や、小6で過去問と単元復習を並行したい場合は、単元別の学習だけでなく、学年に応じた講座を確認する方法もあります。詳しくは指導・講座の選び方をご覧ください。

保護者が見る範囲は、解き方より学習の流れ

保護者の方が算数の解法まで教える必要はありません。最初に、本人が学習を続けやすい状態になっているかを確認します。

家庭で見えやすいサイン

  • 宿題に取りかかるまでに時間がかかる
  • 答えはあるが、式や図など考えた跡が残っていない
  • 丸付け後の直しを嫌がる
  • 同じ単元や問題形式を繰り返し避ける
  • テスト前に何を復習するか本人が言えない

家庭で先に決めておくこと

  • その週に必ず直す問題
  • 組分け前に見返す問題の置き場所
  • 質問する問題の残し方
  • 保護者が確認する範囲
  • 宿題の1問に長時間かかったときの切り替え方

保護者がすべての問題を管理しようとすると、家庭の負担も大きくなります。最初は、着手、丸付け、直し、次に見直す問題の4点を確認するところから始めます。

家庭で見る範囲が広がりすぎている場合

保護者が毎回つきっきりになっている、直しの管理が続かない、組分け前に復習対象を選べない場合は、学習量を増やす前に進め方を整理することが大切です。必要に応じて外部支援を検討する目安も確認してください。

家庭だけで進めるか、外部支援を検討するか

一度宿題が終わらなかったことだけで、すぐに外部支援が必要とは限りません。ただし、次の状態が続いている場合は、学習量を増やす前に進め方を見直す必要があります。

  • 授業を受けた翌日に、考え方がほとんど残っていない
  • 宿題を終えることに追われ、直しが毎週積み残されている
  • 解説を読んでも、どこでつまずいたか本人が分からない
  • 組分けテスト前に復習する問題を選べない
  • 保護者が付き添わないと、宿題を進められない状態が続く

夏井算数塾で行っている対応

授業で理解が浅かった内容については、必要に応じて動画教材を活用し、早稲アカの授業や宿題へ入りやすい状態を作ります。

また、いつ解いた問題か、どこでつまずいたかなどの学習状況を管理し、解けなかった問題を授業で確認したうえで、宿題として再提示します。組分けテストの日程に合わせて復習を組み込み、テスト前に見直す問題を分かりやすくします。

相談前に整理しておきたいこと

  • 困っているのが、授業理解、宿題、直し、テスト前復習のどこか
  • 家庭で対応できている範囲と、負担になっている範囲
  • 最近繰り返しつまずいている単元や問題
  • 毎週の支援が必要か、特定単元の確認が必要か

受講を決めていない段階でも、困っている内容を整理しておくと、必要な支援を考えやすくなります。

外部支援を検討する目安を見る

困っている内容に合わせて指導・講座を確認する

外部支援を検討する場合は、毎週の宿題管理、オンラインでの個別確認、学年に応じた単元復習など、必要な内容に合わせて選ぶことが大切です。

対面の完全1対1指導

塾教材、宿題、テスト答案をもとに、教室で途中式や図を確認しながら、毎週の宿題やテスト直しを進めたい方向けです。

オンラインの完全1対1指導

通塾時間を増やさず、自宅から塾教材、答案、途中式を確認してほしい方向けです。ほかの習い事や通塾日程との調整を考える場合にも選択肢になります。

小5算数マスター講座

小6へ進む前に、図形、場合の数、速さと比など、小5の重要単元を講座形式で確認したい方向けです。

小6直前対策

小6の直前期に、過去問の確認と不足単元の復習を並行し、取り組む内容を整理したい方向けです。

募集状況、対象、日程などは各詳細ページでご確認ください。指導全体を比較したい場合は、講座一覧も参考にしてください。

講座・指導をまとめて確認する

補足|早稲田アカデミー算数の特徴と家庭学習の関係

早稲田アカデミーは、中学・高校・大学受験専門の進学塾として、関東を中心に教室を展開しています。中学受験では四谷大塚の予習シリーズをメイン教材として使うことが多く、教材やテストが豊富にある点が特徴です。

授業の進め方や宿題の扱い方は、校舎や担当講師、クラスなどによって異なる場合があります。そのため、家庭学習では実際に指定された課題を確認しながら、授業で扱った考え方を自力で再現できるか、直しまで進められているかを見ることが大切です。

早稲田アカデミー全体の特徴やほかの塾との違いについては、早稲田アカデミーの特徴ページでも確認できます。

補足|早稲田ゼミと早稲田アカデミーは別の塾

早稲田ゼミと早稲田アカデミーは、名前が似ていますが、別の塾です。運営主体や授業方針、教材、展開地域などを同一のものとして考えることはできません。

この記事では両塾の詳細比較ではなく、早稲田アカデミーに通う小学生の算数の宿題、予習シリーズ、組分けテスト前の復習について説明しています。

よくある質問

早稲アカの宿題は全部終わらせるべきですか

基本的には塾から指定された宿題に取り組む必要があります。ただし、理解が浅いまま答えを埋めるだけでは、直しが残りやすくなります。自力で解けた問題、解き直す問題、質問する問題を分け、取り組めない課題がある場合は担当講師にも相談してください。

宿題が終わらないときは、何を優先すればよいですか

授業で扱った重要な問題の再現と、間違えた問題の直しを優先して考えます。解き方を整理できない問題は、質問する問題として残します。詳しくは宿題の優先順位をご覧ください。

予習シリーズは例題だけ見れば十分ですか

例題を理解した後は、類題でも同じ考え方を使えるか確認することが大切です。解説を見ずに解き直せるかも確認してください。

組分けテスト前は何を優先すればよいですか

新しい問題を増やす前に、宿題で考え込んだ問題や、自力で解き直していない問題を確認します。復習対象の選び方は組分けテスト前の復習方法で説明しています。

家庭ではどこまで見ればよいですか

保護者が解法まで教える必要はありません。宿題への着手、丸付け、直し、次に見直す問題の管理を中心に確認します。

外部のサポートを検討する目安はありますか

授業内容が翌日に残らない、直しが毎週積み重なる、家庭だけでは復習対象を選べない状態が続く場合は、学習の進め方を相談する選択肢があります。

対面個別、オンライン個別、講座のどれを見ればよいですか

教室で毎週の宿題や答案を確認したい場合は対面個別、自宅から確認したい場合はオンライン個別が候補です。小5の重要単元の復習や小6直前期の対策については、それぞれの講座内容を確認してください。詳しくは指導・講座の選び方をご覧ください。

まとめ|早稲アカ算数は宿題の量と理解度を分けて考える

早稲田アカデミーの算数の宿題量は、学年やクラス、受講状況などによって異なります。宿題が多いと感じたときは、問題数だけでなく、授業内容の理解、1問にかかる時間、直しの積み残しを確認することが大切です。

すべての問題を同じように進めるのではなく、今週中に直す問題、組分け前に見直す問題、質問する問題を整理し、家庭で続けられる学習の流れを作っていきましょう。

家庭での学習を見直したい方へ

授業内容が翌日には残っていない、宿題や直しの積み残しが続いているなど、家庭だけでは整理しにくい場合は、今の学習状況に必要な支援を考えることもできます。

夏井算数塾の指導全体を確認したい場合は、トップページをご覧ください。

動画:過去問解説

入試の過去問をピックアップして解説した動画へのリンクとなっております。
ムダのない効率的で的確な解説をぜひご覧ください。
全問解説バージョンは夏井塾算数WEBからご覧いただけます。