授業では分かったはずなのに、家で復習しようとすると解き方を思い出せない。
中学受験算数では、そんなことが珍しくありません。

「以前にも似た問題を解いたのに、また同じところでつまずく」
「ノートを見返しても、先生がどんな考え方で説明していたのか思い出せない」
「授業を受けたことを、その後の復習につなげにくい」

こうした復習の難しさに対して、夏井算数塾では電子黒板と授業再現プリントを活用しています。

この記事では、電子黒板を授業でどのように使っているのか、授業再現プリントには何が残るのか、そしてそれらが家庭での復習にどうつながるのかを、実際の授業の流れに沿って紹介します。

夏井算数塾の算数個別指導について全体から確認したい方は、中学受験算数の個別指導(全体像はこちら)をご覧ください。


電子黒板を使うと、算数の授業と復習はどう変わる?

一人ひとりに合わせた問題を電子黒板に表示

夏井算数塾では、授業の中心に電子黒板を据えています。机の上には大きな画面が置かれ、その画面に映し出されるのは、生徒さん一人ひとりに合わせて作成された問題です。

夏井算数塾の教室で、生徒が電子黒板に映し出された問題を見ながら学習している様子。机上には大きな画面が置かれています。

生徒さんは、画面に表示された問題を見ながらノートに解答を書き進めます。

解説の時間になると、夏井先生が電子黒板の画面にペンで書き込み、途中式や考え方を丁寧に示していきます。解説が終わったあとの画面には、その問題をどのように考え、どこに注意して解けばよいのかが板書として残ります。

夏井算数塾の電子黒板に、生徒の理解を深めるための問題解説が詳細に書き込まれた画面。

以前解いた問題と、そのときの板書まで呼び出せる

電子黒板を使う理由は、単に画面が大きくて説明しやすいからではありません。

夏井算数塾では、授業で扱った問題や板書内容をデジタルデータとして保存しています。そのため、以前扱った問題について生徒さんが忘れてしまったときにも、当時の内容を確認できます。

生徒:「(問題解けない……)」
夏井:「ん、これ覚えてない?」
生徒:「何か前にやったような気がするんだけどなあ……」
夏井:「その通り!この問題は6月27日に一度解いています。ちなみに、似たような問題は8月16日にやっています。その時の板書はこれです!」
生徒:「あっ!これか!!板書を見て思い出した!あの時の授業のやつだ。解けそう、やってみる!」

「前にもやったよ」と伝えるだけでは、生徒さん自身が当時の考え方まで思い出せるとは限りません。

以前扱った問題と、そのときの板書を一緒に確認できれば、どんな考え方で解いたのかまで振り返りながら、もう一度問題に向き合うことができます。

学習履歴を残すことで「同じところでつまずく」を見つけやすくする

いつ・何を学習したのかを授業後も確認できる

生徒:「なんで前に解いた問題だってわかったの?板書もあの時と同じだし……」
夏井:「それはね、みんなが解いた問題やその時の板書内容は、全てデータとして蓄積しているんだ。いつ・何を勉強したか、いつでも確認できるんだよ。」

夏井算数塾では、授業で扱った問題や板書内容をデジタルデータとして保存しています。

  • いつ、どの単元を、どんな問題で学習したかを確認できる
  • 苦手な問題をピックアップして再提示できる
  • 過去の板書を再表示して、当時の解説を振り返ることができる

こうしたデータは、単なる授業記録ではありません。

どの単元でつまずきやすいのか、どんなタイプの問題に弱いのかを確認し、次の授業や宿題に反映させるための材料になります。

そのため、生徒さん一人ひとりの学習状況に合わせて、その後に扱う内容を考えやすくなります。

問題を書き写す時間を減らし、解説や演習に使う

通常の黒板やホワイトボードを使う授業では、問題そのものを板書する時間が必要になる場合があります。

電子黒板では、問題をあらかじめ画面に表示した状態から授業を進めることができます。

  • 問題を板書する時間を減らせる
  • その時間を解説・演習・復習に充てられる
  • 同じ問題を再表示し、別解や関連する内容を確認しやすい

限られた授業時間の中で、問題を書き写すことよりも、「なぜそう考えるのか」「どこで間違えたのか」を確認する時間に使うことが、電子黒板を利用する目的の一つです。

授業後に持ち帰る「授業再現プリント」とは?

問題だけでなく、その日の解説や途中式も残る

電子黒板で授業内容を残しても、塾の中でしか確認できなければ、家庭での復習には使えません。

そこで夏井算数塾では、授業が終わると、生徒さんへ「授業再現プリント」を渡しています。

夏井算数塾で授業後に配布される授業再現プリント。電子黒板での板書内容と問題が印刷されています。

授業後に配布される再現プリント

夏井:「いわゆる『授業再現プリント』と呼ばれるものです!」

この授業再現プリントには、

  • その日の授業で解いた問題
  • 電子黒板に書き込んだ解説や途中式

が印刷されています。

通常の黒板やホワイトボードでは、授業が終われば板書は消えてしまいます。

電子黒板では板書をデータとして保存できるため、授業中にどのような説明を受けたのかを、授業後にも確認できる形で残すことができます。

普通のノートだけでは思い出しにくい「説明の流れ」を振り返る

算数の復習では、答えだけを見直しても「なぜその式になったのか」が分からなければ、もう一度同じところで止まってしまうことがあります。

授業再現プリントには、その日の問題だけでなく電子黒板に書き込んだ内容も残るため、

  • どの問題を扱ったのか
  • 自分がどこで分からなくなったのか
  • どのような途中式や考え方で説明されたのか

を家庭で振り返る材料になります。

つまり授業再現プリントは、問題や答えだけではなく、授業中の「考え方」を復習するときの手掛かりとして使うものです。

電子黒板や授業再現プリントだけでなく、個別指導全体の進め方も確認したい方へ
ここまで紹介した仕組みは、夏井算数塾の個別指導の一部です。授業の考え方や個別指導全体については、中学受験算数の個別指導の全体像でまとめています。

電子黒板と授業再現プリントが復習につながる流れ

生徒が夏井先生に、以前解いた問題について質問し、電子黒板のデータを使って理解を深める場面。

ここまでの仕組みを、授業から復習までの流れで整理すると次のようになります。

  • 授業:電子黒板で問題を解き、考え方や途中式を確認する
  • 記録:問題と板書を学習履歴として残す
  • 持ち帰り:授業再現プリントとして、その日の内容を持ち帰る
  • 復習:家庭で分からなくなったときに、授業時の説明を確認する
  • 再確認:必要に応じて、過去の問題や板書を授業でもう一度確認する

電子黒板を使うこと自体が目的なのではなく、授業で扱った内容を、その後の復習までつなげるための仕組みとして活用しています。

こんな復習の悩みがある場合に役立つ仕組みです

たとえば、次のような状態では、授業内容を後から確認できることが復習の助けになります。

  • 授業中は分かったつもりでも、翌日に解き方を思い出せない
  • 以前解いた問題なのに、同じようなところで再びつまずく
  • ノートを見返しても、先生から受けた説明を再現できない
  • どの単元・どの問題でつまずいたのかを振り返りたい
  • 授業を受けるだけで終わらず、その後の復習につなげたい

一度解いた問題を「やったことがある」で終わらせず、必要なときに学習内容へ戻れるようにすることが、電子黒板と授業再現プリントを組み合わせる理由です。

まとめ|授業を「受けて終わり」にしないために

夏井算数塾では、電子黒板で問題や解説を記録し、その内容を授業再現プリントとして持ち帰れるようにしています。

さらに、必要なときには過去の問題や板書を確認することで、以前の学習内容へ戻ることもできます。

「授業では分かったのに、家では解き方を思い出せない」という状態を減らし、授業と復習をつなげる。

それが、夏井算数塾で電子黒板と授業再現プリントを活用している理由です。

次に確認する内容

電子黒板や授業再現プリントを含め、夏井算数塾の個別指導全体について知りたい方は、まず個別指導ページをご覧ください。

まだ個別指導を利用するべきか迷っている場合は、申込の前に判断材料を整理できます。

動画:サピックスの算数を15分で講義してみた

サピックスに通塾している小学5年生で、算数が苦手な生徒さん向けに「Sapixの授業前に見ておいてほしい」内容をまとめた動画となっております。ポイントだけをおさえたコンパクトな講義で、基本的な内容の復習に活用いただけます。