中学受験算数|オンライン塾の使い方
オンライン活用
使い方・回し方
中学受験算数|オンライン塾の使い方まとめ
オンライン個別を入れたのに、宿題が回らない/質問できないまま時間だけ過ぎる/計算ミスが減らない――。
こうした悩みは「お子さまの頑張り不足」よりも、オンラインの役割設計と回し方がズレていることが原因になりがちです。
当塾のオンライン個別指導の内容・受講の流れなどはオンライン個別指導(全体像はこちら)でご確認いただけます。
中学受験算数は強い積み上げ型で、学年が上がるほど「つまずき方」も「必要な介入」も変わっていきます。
小4は土台づくり、小5は重要単元の弱点補強、小6は過去問と志望校対策へ――同じ1対1でも、目的を切り替えるだけで成果の出方が変わります。
(参考:学年別にオンラインの役割を切り替える考え方)
ここでは、オンライン算数を「うまく使える状態」に戻すために、
(1)設計(役割分担) → (2)運用(週の回し方) → (3)症状別(宿題・計算ミス・伸び悩み)
の順で、関連記事をテーマ別に整理しました。
1) まず決める:オンライン算数の「役割」を固定する
オンラインを入れても伸びないケースは、オンラインが「何でも屋」になっていることが多いです。
先に役割を短い言葉で明文化し、塾・家庭学習・オンラインの分担を揃えるだけで、質問の質と復習の密度が上がります。
役割を決めるためのチェックリスト
- 今の学年・時期で最優先は何か(土台/弱点補強/過去問)
- 「どの単元で止まっているか」を言葉にできるか(例:割合の式が立てられない、速さの図が描けない)
- オンラインで“見てもらうべきもの”が揃っているか(ノート、途中式、解き直し、模試答案)
- 家庭が見るポイントを「正誤」だけにしない(書き方・見直し方・手順の型)
とくにオンラインの強みは、手元映像や画面共有で「どこから思考が止まったか」「どこで字が乱れたか」を可視化し、
抽象的な注意ではなく具体フィードバックに変えられる点にあります。
2) 回し方:週の運用を「塾の流れ」に接続する
オンラインは単体で完結させるより、塾の授業→宿題→模試→解き直しの流れに接続した方が成果が出ます。
「オンラインの日に何を持ち込むか(何を解消する回にするか)」を固定すると、毎回の授業が“復習の中核”になります。
運用が安定する例(イメージ)
- 塾の授業の直後:新出単元の「図・式・途中式の型」を整える
- 宿題で詰まった週:つまずき箇所を“ピンポイント補修”して、宿題を回せる状態に戻す
- 模試後:答案を一緒に見て「失点原因(理解/手順/時間/書き方)」を切り分ける
3) 学年別:小4→小5→小6で「使い方」を切り替える
小4:土台づくり
計算の精度・分数小数の感覚・図や表にする習慣。結果より「算数への印象」と小さな成功体験を優先して崩れを作らない。
小5:弱点補強
割合・速さ・比・図形など中核単元で崩れやすい時期。「算数が苦手」を単元名に分解し、模試結果から穴を早めに埋める。
小6:過去問・得点戦略
過去問のプロセス分解、時間配分、取捨選択。志望校の出題傾向を“怖い存在”ではなく「一緒に研究する相手」に変える。
学年・時期の切り替えで迷う方へ
- 小4→小5→小6でオンライン個別算数の“使い方”が変わる理由
土台→弱点補強→過去問へ。役割を書き出し、年間タイムラインで運用する考え方。 - 算数が苦手な小学生におすすめ|オンライン算数 個別指導で「分からない」を解消する中学受験算数
早い段階でのつまずき修正や「分からない」を放置しない回し方の整理。 - オンライン算数で算数嫌いを克服──ゲーム感覚で伸ばす中学受験算数オンライン個別指導
勉強が続かない・前向きになれない状態を先に整えるための考え方。
4) 宿題・復習が回らないとき:原因を「作業」と「理解」に分ける
「宿題が終わらない」は、時間が足りないだけでなく、途中で止まっている原因が別にあります。
まずは(A)作業の詰まり(書き方・手順・転記)なのか、(B)理解の詰まり(図が描けない・式にできない)なのかを切り分けると、
オンラインでやるべきことが明確になります。
さらに、思考力不足に見えて実は計算力/逆に計算はできるが図が描けない、といった混在も起こりやすいので、
「どこで止まるか」を授業内で見える形にするのが有効です。
宿題停滞・オンラインの回し方
- 中学受験算数の宿題が終わらない…オンライン個別指導で解決する方法
宿題が止まる典型パターンを整理し、オンラインで「回る状態」に戻す考え方。 - 中学受験のオンライン授業は塾と何が違う?算数に強い家庭が選ぶ4つのメリット
塾との違いを踏まえて、併用時にオンラインを“復習の中核”として機能させる視点。 - 勉強嫌いでも続く!中学受験算数オンライン授業──4つのメリットと成功のコツ
学年が上がるほど運用は変わる。続けるための成功のコツを含めた整理。
5) 計算ミス:不注意ではなく「型」で減らす
計算ミスの裏には、手元の癖、途中式の省略、心理的プレッシャーなど複数要因が重なります。
だからこそ「丁寧に」ではなく、どこで桁がずれるのか/どこで字が乱れるのかを特定し、
書き方と手順をルール化して再現できる状態にするのが近道です。
計算ミス改善の基本3ステップ
- ミスの種類を分類(転記ミス・桁ずれ・手順混同など)
- 書き方と手順のルール化(桁、行間、分数計算の型)
- 本番形式で再現(時間制限下でも同じ型で書ける状態へ)
計算ミス・伸び悩みの処方箋
- 計算ミス 対策|桁ずれ・転記・途中式の省略を直す3ステップ
手元カメラで「ミスの瞬間」を捉え、分類→ルール化→再現へつなげる具体策。 - 思考力不足?計算力不足?オンライン個別で原因を切り分ける方法
伸びない原因を「思考」と「計算」に分け、対策の打ち所を明確にする。 - 勉強しているのに算数が伸びない理由をオンラインで可視化する方法
“やっているのに伸びない”状態を、どこで止まるかから可視化して立て直す。
6) 続ける工夫:オンラインは「前向きな印象」を作れる
小4の段階では、結果よりも「算数そのものへの印象」が重要です。
できた問題を確認し、図が描けた・工夫できた、といった小さな成功体験を積むことで、
小5以降の負荷増にも耐えられる土台になります。
「算数嫌い」「机に向かえない」状態が強い場合は、
まず継続できる形(ゲーム感覚・短い成功体験)を設計してから内容に入る方が、結果的に伸びが早くなります。
続ける設計・モチベの整え方
- 中学受験算数オンライン個別で「分かったつもり」を防ぐ方法|理解の可視化・直し方まで
※実際の内容は「算数嫌いを克服し、続く形を作る」寄り。前向きさを作る設計のヒント。
どれから読むべきか迷う場合
迷ったら、まずは「学年別にオンラインの役割を切り替える」考え方を押さえるのがおすすめです。
そのうえで、宿題停滞・計算ミス・伸び悩みなど、今いちばん困っている症状の記事へ進むと、
“オンラインで何をすべきか”が整理しやすくなります。


