四谷大塚の予習シリーズをオンライン個別で使い倒す方法

四谷大塚生向け/中学受験算数
オンライン算数 個別指導ガイド

四谷大塚の予習シリーズをオンライン個別で使い倒す方法

四谷大塚の予習シリーズを使っているご家庭からは、「量はこなしているはずなのに、テストの点数が安定しない」「宿題は終わっているのに、次のテストで同じ単元を落としてしまう」というご相談がよくあります。

予習シリーズは、基本・標準・応用まで幅広く学べる教材です。一方で、どの問題を反復し、どの問題を深追いしないかを決めないまま進めると、量をこなすだけになりやすい面もあります。

このページでは、予習シリーズを中学受験算数の得点につなげるために、オンライン算数個別指導でどのように問題を選び、解き直し、単元ごとに定着させるかを整理します。

状況別に確認したいページ

予習シリーズの困り方は、学年や時期によって変わります。この記事を読みながら、現在の状況に近いページもあわせて確認してください。

今の状況 確認するとよい内容
オンラインで予習シリーズの解き方を1対1で見たい 算数オンライン塾|中学受験算数の完全1対1個別指導
対面でノートや答案を直接見てもらいたい 中学受験算数の個別指導|塾フォローと弱点補強
小5のうちに主要単元をまとめたい 小5算数マスター講座|小6前の図形・場合の数・速さ・比の総復習
小6で過去問と単元復習を急ぎたい ラストマイラーズ特訓|過去問と単元復習の直前対策
夏井算数塾の指導方針を確認したい 中学受験算数専門の完全1対1個別指導の全体案内

予習シリーズで起こりやすい悩み

まずは、「なぜ予習シリーズをきちんとやっているのに結果につながりにくいのか」を、中学受験算数という科目の特性から整理してみます。量の多さ、反復不足、工程の多さ、集団授業のテンポがどのように関わるのかを見ていきましょう。

量は多いのに反復が足りない

予習シリーズの大きな特徴は、単元ごとの問題量が豊富であることです。

  • 基本から標準レベルまでの問題が広く用意されている
  • 応用・発展レベルの問題にも取り組める
  • 演習問題集や実戦問題集など、周辺教材も多い

一見すると「これだけやれば十分」と感じるかもしれません。ところが、中学受験算数では、一度解けた問題でも時間が経つと忘れやすく、類題を何度か解いて初めて定着します。

テスト本番では、表現や条件が少し変わった問題も出題されます。そのため、一周しただけでは、得点に使える状態まで届いていないことがあります。

宿題に追われ、単元別の復習が後回しになりやすい

塾の授業、宿題、週テスト、組分けテストに追われると、どうしても「次の単元へ進むこと」が優先されがちです。その結果、次のような状態が起こりやすくなります。

  • 予習シリーズを前から順番に解いただけになっている
  • 間違えた問題の解き直しが一回で終わっている
  • 似た問題をもう一度解く時間が足りない
  • 苦手単元を集中的に戻る機会が少ない

予習シリーズはよくできた教材ですが、全てを同じ重さで扱う必要はありません。お子さまの状況に合わせて、反復する問題と一度触れればよい問題を分けることが大切です。

中学受験算数は工程が多い教科

文章題や図形問題が多い中学受験算数では、一問を解き切るまでにいくつもの工程があります。

工程 内容 つまずきやすいポイント
条件整理 問題文を読み、数値や関係を抜き出す 線を引かずに読んでしまい、条件を落とす
図や表の作成 線分図・表・グラフなどを自分で描く 図を描かずに頭の中だけで進めて混乱する
式の組み立て 図や表をもとに式を作る どの量を何として扱うかがあいまいになる
計算・検算 計算して答えを出し、必要に応じて確認する 途中式が雑になり、計算ミスや単位の取り違えが起こる

どこか一つの工程でつまずいても、最後の正解には届きません。予習シリーズの問題をたくさん解いていても、途中の工程を飛ばしている場合、テストで似た問題が出ても再現しにくくなります。

集団授業では個別のつまずきが見えにくい

四谷大塚の授業は、クラス全体の進度に合わせて進みます。クラスによってはテンポが速く、次のような状況になりやすいです。

  • 授業中に自分の弱い工程をじっくり確認する時間が少ない
  • 質問に行くタイミングを逃すと、その単元があいまいなまま進む
  • 宿題量は多いが、自分に必要な反復量を調整しにくい
  • 正解した問題でも、図や式の作り方が不安定なまま残る

予習シリーズで弱点が残りやすい主な要因

  • 問題量は多いが、同じ単元の反復が不足しやすい
  • どの工程でつまずいているかが見えにくい
  • 集団授業では個別のノートや途中式まで追いにくい
  • テスト直しと予習シリーズの該当単元が結びつきにくい

オンライン算数個別指導が役立つ理由

予習シリーズの課題に対して、オンライン算数個別指導は、問題選び、途中式の確認、類題演習の追加に強みがあります。ここでは、オンラインだからこそ行いやすいポイントを整理します。

ポイント一

必要な問題だけを取り出せる

予習シリーズの該当問題や類題をすぐ扱えるため、つまずいた単元をその場で集中的に確認できます。

ポイント二

手元映像で途中式を確認できる

ノート、図、線の引き方、式の書き方を見ながら、どの工程に課題があるかを確認できます。

ポイント三

単元ごとに扱う範囲を分けられる

基本・標準・発展のうち、今必要な範囲を選び、志望校やテスト状況に合わせて学習量を調整できます。

必要な問題だけをその場で扱える

オンライン個別指導では、講師側で問題を提示しやすく、次のような扱い方ができます。

  • 予習シリーズの該当ページを一緒に確認する
  • 間違えた問題に近い類題を追加する
  • 条件だけを少し変えた問題で理解度を見る
  • 志望校や模試の過去問と予習シリーズの単元をつなげる

つまずいた直後に似た問題を扱うことで、「分かったつもり」で終わらず、自力で使えるかを確認しやすくなります。

手元映像で原因を細かく確認できる

オンライン算数の個別指導では、手元カメラを使ってノートやテキストへの書き込みをリアルタイムで確認できます。

  • 問題文にどのように線を引いているか
  • 図や表をどのタイミングで描いているか
  • 途中式がどのあたりから雑になっているか
  • 答えを出したあとに検算しているか

同じ「文章題が苦手」でも、読解、図解、式、計算のどこが弱いかはお子さまによって異なります。手元映像があることで、弱点の出どころを押さえた指導がしやすくなります。

予習シリーズを単元別に組み直せる

オンライン個別では、予習シリーズの構造を理解したうえで、各単元を次のように分けて扱います。

レベル 位置づけ 学習方針
基本 その単元の土台を押さえるために必要な問題 自力で正解できる状態まで反復する
標準 週テストや組分けで出やすい問題 時間をかければ解ける状態から、制限時間内に解ける状態へ近づける
発展 上位クラスや志望校対策で必要になる問題 志望校の出題状況を見て、必要な範囲を選ぶ

こうして分けることで、「今週はここまでできていればよい」「この発展問題は後回しでよい」と判断しやすくなります。全部を同じ重さで扱わないことが、予習シリーズを使い切るうえで重要です。

予習シリーズを使い倒す三つの進め方

ここからは、予習シリーズを「こなす教材」から「得点につながる教材」に変えるための進め方を整理します。

進め方一

単元別に優先度を決める

成績表とテキストから、今扱うべき単元を選びます。

進め方二

理解から類題へつなげる

一問解いて終わらず、近い問題を続けて確認します。

進め方三

テストと単元を結び付ける

テスト直しを、予習シリーズの単元復習へ戻します。

進め方一 単元別にやる範囲を決める

最初に、予習シリーズをただ前から順に進めるのではなく、単元ごとに優先度を付けます。

成績表とテキストから重要単元を洗い出す

次のような資料を準備し、単元別に見ていきます。

  • 組分けテストや合不合判定テストなどの成績表
  • 塾内テストの単元別成績
  • 予習シリーズの中で、時間がかかるページ
  • 間違いが続いている問題の種類

そのうえで、比と割合、速さ、平面図形、立体図形、場合の数、規則性など、テストや入試につながりやすい単元に印を付けていきます。

単元ごとに到達ラインを決める

単元ごとに、どこまでできればよいかを決めておくと、家庭学習が進めやすくなります。

  • 基本問題は、自力で正解できる状態まで反復する
  • 標準問題は、時間内に解けるかを確認する
  • 発展問題は、志望校やクラス状況に合わせて扱う

この基準を講師と一緒に決めておくと、「全部できないといけない」という負担を減らしながら、必要な問題に集中できます。

進め方二 一問ごとに理解から類題へつなげる

二つ目は、一問解いて終わりにしないことです。予習シリーズの問題を使い、次の流れで進めます。

  1. 例題・基本問題で考え方を確認する
  2. 自分のノートで図や式を再現する
  3. ほぼ同じ構造の類題を一問か二問解く
  4. 条件を少し変えた問題で、考え方が使えるかを見る

割合の文章題が苦手な場合

例えば、「割合の文章題になると点が下がる」というケースでは、次のように扱います。

  • 予習シリーズの該当例題を、講師と一緒に丁寧に読む
  • 線分図や表をどのタイミングで描くかを確認する
  • 式の数字が、問題文のどこに対応するかを説明する
  • 近い構造の類題を追加して、自力で解けるかを見る

式だけで覚えようとすると、少し表現が変わっただけで対応しにくくなります。図と日本語、式をセットで確認することが大切です。

式だけでなく図と日本語をセットで確認する

中学受験算数では、解法だけでなく、次のような前工程が重要です。

  • 問題文の日本語をどう図に置き換えるか
  • どの段階で図や表を描くか
  • 図や表を見て、どの式を作るか
  • 答えを出したあと、問題文に合っているかを見るか

オンライン個別では、手元カメラ越しにこの前工程も含めて確認できるため、予習シリーズの問題を深く扱いやすくなります。

進め方三 テストと過去問に予習シリーズを結び付ける

三つ目は、予習シリーズとテスト・過去問の間に橋をかけることです。

テスト直しで対応単元を確認する

組分けテストや合不合で間違えた問題について、次の点を確認します。

  • 予習シリーズのどの単元に対応しているか
  • どのページのどのタイプの問題とつながっているか
  • 基本に戻るべきか、標準問題の反復でよいか
  • 似た問題をもう一度解く必要があるか

テスト直しを単なる答え合わせで終わらせず、予習シリーズの単元復習に戻すことで、同じミスを減らしやすくなります。

過去問と予習シリーズの定番問題を往復する

志望校が見えてきた段階では、過去問の出題傾向と予習シリーズの単元を対応させておくと有効です。

  • 志望校の過去問で頻出のテーマを確認する
  • そのテーマに対応する予習シリーズの単元へ戻る
  • 基本・標準問題を解き直す
  • 再び過去問に戻り、同じ考え方が使えるかを見る

予習シリーズを過去問とつながる教材として使うと、単元学習が入試対策に結びつきやすくなります。

家庭でできるフォロー

予習シリーズとオンライン個別を組み合わせる場合、家庭では「全部やったか」よりも、「何を反復すべきか」を見ることが大切です。

全部やる発想から、必要な問題を選ぶ発想へ

予習シリーズを使い倒そうとすると、「全部終わらせなければ」と考えがちです。しかし、時間も体力も限られている以上、扱う問題には優先順位が必要です。

  • 基本問題は必ず反復する
  • 標準問題は、テストで出やすいものを中心に確認する
  • 発展問題は、志望校やクラス状況に応じて扱う
  • 間違えた問題は、似た問題まで含めて確認する

オンライン算数個別指導の講師と相談しながら、今週扱う範囲を決めておくと、家庭学習の負担も軽くなります。

結果だけでなく取り組み方を見る

テストの点数は短期間で上下します。結果だけを見ると一喜一憂になりやすいため、家庭では取り組み方の変化も見てあげましょう。

  • 前よりも図を描くようになった
  • 条件に線を引く習慣がついてきた
  • 途中式を残すようになった
  • 間違えた問題を自分で説明できるようになった

こうした変化は、すぐに点数へ出ない場合もありますが、算数の得点を安定させるうえで大切な要素です。

週に一度、短く振り返る

週末などに短い時間で、次の内容を確認しておくと学習の流れが見えやすくなります。

  • 今週、予習シリーズのどの単元を重点的に扱ったか
  • オンライン個別でどの問題を確認したか
  • 来週までに反復する問題はどれか
  • 次のテストで見たい単元はどこか

細かく管理しすぎる必要はありません。今どの単元を強化しているのかを親子で共有しておくことが大切です。

予習シリーズに合う個別指導の選び方

予習シリーズをオンライン個別指導で使う場合は、一般的な算数補習ではなく、中学受験算数と四谷大塚の教材に対応できるかを見る必要があります。

予習シリーズの構成を理解しているか

体験授業や面談では、次の点を確認してみてください。

  • 予習シリーズの基本・標準・応用の違いを説明できるか
  • 四谷大塚のテストやカリキュラムを踏まえて話せるか
  • クラスや時期によって扱う問題を変えられるか
  • テスト直しから予習シリーズの単元へ戻れるか

ページ番号や単元名が自然に出てくる指導者であれば、教材の使い方まで相談しやすくなります。

手元映像と画面共有を使えるか

オンライン算数個別の質は、手元映像と画面共有の使い方で大きく変わります。

  • 手元カメラでノートや途中式を見てくれるか
  • 画面共有で図や表を示しながら説明してくれるか
  • 正解・不正解だけでなく、どの工程に課題があるか確認してくれるか
  • 授業後に、家庭で反復する問題が分かるか

単に答えを教える授業ではなく、考え方の途中を一緒に確認できる授業かどうかを見ておきましょう。

オンラインと対面を比べたい場合

オンラインは、移動時間がなく、手元映像と画面共有を使って進めやすい利点があります。一方で、対面で直接ノートを見てもらう方が合うお子さまもいます。

対面も含めて検討したい場合は、中学受験算数の個別指導|塾フォローと弱点補強も確認しておくと、ご家庭に合う学び方を比較しやすくなります。

よくある質問

予習シリーズは全部やらないといけませんか?

全部を同じ重さで扱う必要はありません。基本問題は反復し、標準問題はテストに出やすいものを中心に扱い、発展問題は志望校やクラス状況に応じて選ぶと進めやすくなります。

オンラインで予習シリーズのノートまで見られますか?

手元カメラを使えば、ノート、途中式、図、条件への線引きまで確認できます。特に文章題や図形では、答えよりも途中の書き方を見ることが重要です。

予習シリーズの復習は何を優先すればよいですか?

まずは、テストで落とした単元、時間がかかった問題、図や式の再現が難しい問題を優先します。一度解けた問題でも、数日後に類題で確認できると定着しやすくなります。

小5と小6で使い方は変わりますか?

小5では、図形・場合の数・速さ・比など主要単元の土台作りが中心です。小6では、過去問やテスト結果から必要単元へ戻り、得点につながる問題を優先して扱うことが増えます。

まとめ:予習シリーズを得点につながる教材に変える

予習シリーズは、中学受験算数の学習において非常に優れた教材です。ただし、量が多いぶん、前から順にこなすだけでは、反復不足や工程の確認不足が残りやすくなります。

大切なのは、単元ごとに優先度を決め、理解した直後に類題で確認し、テストや過去問と結び付けて復習することです。オンライン算数個別指導を組み合わせると、手元映像と画面共有を使って、途中式・図・条件整理まで確認しながら進められます。

予習シリーズを1対1で確認したい場合は、算数オンライン塾|中学受験算数の完全1対1個別指導をご覧ください。夏井算数塾全体の指導方針を確認したい場合は、中学受験算数専門の完全1対1個別指導の全体案内も参考になります。

予習シリーズを個別に確認したい方へ

予習シリーズの宿題、テスト直し、苦手単元の反復を、現在の学習状況に合わせて1対1で確認できます。

  • 宿題は終わっているのに、週テストや組分けで点が安定しない
  • 比・速さ・図形・場合の数など、戻るべき単元が多い
  • 予習シリーズのどの問題を反復すべきか判断しにくい

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