日能研6年生のスケジュールと算数復習の進め方

日能研6年生になると、本科の授業に加えてテストや日特などの予定が重なり、家庭で算数を復習する時間を確保しにくくなります。「週に何回通うのか」「テストや日特はいつ入るのか」「宿題とテスト直しをどう進めればよいのか」と悩むご家庭もあるでしょう。
この記事では、日能研6年生の通塾スケジュールの概要を確認したうえで、前半と後半の違い、1週間の家庭学習例、算数のテスト直しと日特の両立方法を解説します。
※スケジュールについて:授業曜日、通塾回数、テスト日程、日特の実施内容は、教室・年度・コース・受講科目によって異なります。本文中の時間数や通塾日数は2026年度の公式資料に基づく例であり、実際の予定は在籍教室の最新案内をご確認ください。
日能研6年生のスケジュール概要|週何回通う?
本科の授業回数と通塾日数の目安
日能研6年生の本科授業は、受講科目やクラスによって授業コマ数が異なります。また、授業コマ数と実際に塾へ通う日数は同じではありません。1日に複数コマの授業を受けることがあるためです。
2026年度の日能研公式資料では、首都圏の本科教室について、次の授業コマ数が案内されています。通塾日数は、日能研駒沢大学校の2026年度新6年生時間割を例として示しています。
| 受講区分 | 本科授業の目安 | 通塾日数の例 |
|---|---|---|
| 4科目・Aクラス(標準) | 70分×9コマ/週 | 週4日 |
| 4科目・Mクラス(応用) | 70分×12コマ/週 | 週4日 |
| 2科目・Aクラス(標準) | 70分×5コマ/週 | 週3〜4日 |
※授業コマ数は2026年度の首都圏本科教室の案内、通塾日数は駒沢大学校の時間割に基づく例です。通塾日数は教室や受講科目によって異なります。また、表の日数にはテストや日特が別途加わる場合があります。
参考:日能研公式「通い始める前に」/2026年度・駒沢大学校の新6年生時間割
したがって、「日能研6年生は週何回通うのか」を確認するときは、本科の通塾日数だけでなく、テストや日特が別の日に入るかまで含めて予定を見ることが大切です。
本科・テスト・日特は週の中でどう組み合わさる?
6年生の予定は、本科授業を中心に、テストや日特などの講座が組み合わさる形になります。それぞれの役割を分けて確認しておくと、家庭学習の時間を考えやすくなります。
| 予定の種類 | 主な内容 | 家庭で確認したいこと |
|---|---|---|
| 本科授業 | 通常のカリキュラムに沿った学習 | 授業後の例題確認と宿題の時間 |
| 学習力育成テスト・公開模試など | 学習内容の定着や現在の力を確認するテスト | 受験後の直しに使う時間 |
| 日特 | 入試問題の研究や志望校対策など | 本科の復習と両立できるか |
| 過去問・直前対策 | 志望校に向けた演習と弱点の確認 | 必要な単元へ戻る時間 |
例えば、本科授業が複数日ある週にテストや日特が加わると、家庭でまとまった復習時間を取りにくくなります。テストや日特の実施曜日は教室の予定表で確認し、授業がない日をすべて宿題に使うのではなく、解き直しの時間も残しておくことが大切です。
6年生前半と後半のスケジュールの違い
| 時期 | 通塾・講座の目安 | 家庭で外しにくいこと |
|---|---|---|
| 6年生前半(2〜7月) | 本科授業を中心に、テストや日特などが組み合わさる | 授業内容をためず、テスト直しの優先順位を決める |
| 6年生後半 | 合格力完成教室、合格力ファイナルなどの直前対策が本格化する時期 | 日特・過去問・本科を同じ重さで抱えず、優先する内容を決める |
※講座名や開講時期は年度・地域・コースによって異なるため、在籍教室の案内をご確認ください。
前半と後半では、通塾や講座の内容だけでなく、家庭で算数に取り組む時間の使い方も変わります。次に、それぞれの時期に優先したい家庭学習を確認します。
6年生前半と後半で家庭学習はどう変えるか
6年生前半は本科内容の定着とテスト直し、後半は日特・過去問・本科復習の優先順位づけが中心になります。
なお、過去問を始める時期や扱い方は、志望校、教室方針、家庭の状況によって変わります。ここでは、6年生後半に過去問が加わる場合の考え方として確認してください。
| 比較する点 | 6年生前半の考え方 | 6年生後半の考え方 |
|---|---|---|
| 家庭学習の主役 | 本科の復習とテスト直し | 本科復習、日特、過去問、志望校対策の優先順位づけ |
| 算数で優先する問題 | 基本・定番問題、授業で扱った重要例題 | 志望校に必要な単元、落としてはいけない典型問題 |
| テスト直しの深さ | 間違えた原因を確認し、同じタイプを1題解き直す | 志望校や得点に直結する問題から優先して直す |
| 日特の扱い | 日特がない時期は本科内容の定着を優先する | 日特の全問復習ではなく、必要な問題を選んで復習する |
| 過去問との関係 | 過去問前に弱点単元を確認する | 過去問で見えた弱点を本科や基本問題に戻して直す |
| 保護者が見るポイント | 宿題とテスト直しが翌週に残りすぎていないか | 日特・過去問に偏り、本科の基本が抜けていないか |
6年生後半は、やることが増えるため、すべてを同じ重さで進めようとすると負担が大きくなります。日特や過去問に取り組む時期でも、算数では基本問題の穴を残さないことが重要です。
小6後半になり、日特・過去問・単元復習の優先順位を決めにくくなった場合は、小6直前期の算数対策と過去問・単元復習の整理方法も参考にしてください。
日能研6年生の1週間の家庭学習例
授業日を起点にして算数を復習する
日能研6年生の家庭学習は、曜日を決め打ちするよりも、授業日を起点にして、いつ復習し、いつテスト直しをするかを決める方が組み立てやすくなります。
教室やコースによって時間割が異なるため、次の表では「日の種類」ごとに算数の優先順位を整理しています。在籍教室の予定表と照らし合わせて確認してください。
| 日の種類 | 家庭でやる算数 | 注意したいこと |
|---|---|---|
| 本科の授業がある日 | 帰宅後にノートを見返し、重要例題を1〜2題だけ再現する | 疲れている日に宿題をすべて終わらせようとしない |
| 授業翌日 | 宿題の中から基本・定番問題を優先して進める | 難問に時間を使いすぎ、基本問題が後回しになること |
| 予定が比較的少ない日 | 印を付けた問題を解き直し、同じタイプを1題だけ確認する | 新しい問題を増やしすぎること |
| テスト前日 | 前回のミス原因、計算、条件の読み違いを見返す | 直前に未習に近い難問へ広げること |
| テスト当日〜翌日 | 記憶が新しいうちに、落としてはいけない問題から直す | 全問を同じ重さで直そうとすること |
| 日特がある日 | 扱ったテーマとできなかった問題だけ短く確認する | 帰宅後に重い復習を詰め込みすぎること |
週の予定を立てる際は、授業後の短い確認、宿題を進める日、テスト直しをする日を分けて考えます。授業を受けた直後には理解できていても、数日後に自力で解けない場合があるため、重要例題を自分の手で再現する時間を残しておくことが大切です。
時間が少ない週の算数の優先順位
学校行事や習い事、体調面の影響で家庭学習時間が短くなる週は、宿題やテスト直しを通常通りに進めようとしても無理が出やすくなります。そのような週は、次の順番を目安に、取り組む内容を絞ります。
- 計算・基本問題を落とさないようにする
- 授業で扱った重要例題を1〜2題でも自力で再現する
- テストで落とした定番問題を優先して直す
- 日特や応用問題は志望校対策として必要なものに絞る
短時間で取り組める計算や一行問題を先に行い、時間がかかる応用問題は後日確認する問題として印を付けておく方法もあります。
忙しい週に大切なのは、すべてを完璧に終えることではなく、授業内容やミス原因に触れる時間を残すことです。難問対策に偏らず、取るべき問題を安定して取れる状態を目指します。
日能研のテスト直しと日特をどう両立するか
テスト直しは「次に取る問題」から優先する
日能研では、学習力育成テストや公開模試などを通して学習状況を確認します。テストを算数の定着につなげるには、受けた後にどの問題を直すかを決めることが大切です。
6年生は次の授業や宿題も進むため、間違えた問題をすべて同じ時間をかけて直そうとすると、翌週の学習に影響することがあります。まずは、次に同じ形式が出たときに得点したい問題から確認します。
| 直しの対象 | 優先度 | 直し方 |
|---|---|---|
| 計算ミス・基本問題で落とした問題 | 高い | 原因を一言で書き、同じ形式を短く解き直す |
| 条件の読み違い・図不足 | 高い | どこで条件を落としたかを確認し、次に見る場所を決める |
| 授業で扱った定番問題で落とした問題 | 中〜高 | 解説を読むだけでなく、途中式や図を自分で再現する |
| 正答率が低い難問 | 状況による | 考え方の要点だけ残し、時間を使いすぎない |
公開模試と学習力育成テストの直しが重なった場合も、どちらか一方を機械的に優先する必要はありません。計算・基本・定番問題や、再発しやすい条件の読み違いなどを先に確認し、難問は志望校や現在の課題に合わせて扱う範囲を決めます。
特に、解説を読んだときには分かっても、後日同じタイプの問題を自力で解けない場合は、直しの量だけでなく、解き方を再現できるかを確認する必要があります。
日特当日は復習を重くしすぎない
日特がある日は、授業時間や移動、疲れの影響で、帰宅後に重い復習を詰め込むのが難しいことがあります。その日のうちに全問を解き直すより、まずは次の内容を短く確認します。
- その日に扱った単元・テーマを一言で確認する
- できなかった問題や、後日解き直すべき問題に印を付ける
- 本科の復習に影響が出ていないか確認する
日特で扱った内容をすべてその日のうちに仕上げようとせず、後日確認する問題を選んでおくと、通常の家庭学習にも戻りやすくなります。
本科の復習と日特が重なったときの優先順位
本科の復習と日特の復習が重なった場合は、日特の難問をすべて深く扱うより、先に本科の基本・定番問題を確認することを基本に考えます。ただし、志望校対策として優先度の高い問題がある場合は、その必要性も踏まえて調整します。
| 重なった内容 | 優先したいこと | 理由 |
|---|---|---|
| 本科の基本問題と日特の難問 | 本科の基本問題を先に確認する | 得点の土台になる問題を落とさないため |
| テスト直しと日特復習 | 計算・基本・条件読み違いの直しを先に行う | 次回のテストで同じ間違いを防ぎやすいため |
| 志望校に出やすい単元と一般的な応用問題 | 志望校に必要な単元を優先する | 後半は目的に合わせて時間の使い方を決める必要があるため |
日特の復習に追われて本科の基本問題が抜けたり、テスト直しが積み上がったりする場合は、日特の復習範囲を見直すことも必要です。
特に6年生後半は、日特だけを別枠の課題として考えるのではなく、過去問で見つかった弱点を本科内容や基本問題に戻して確認する時間も含めて、週の予定を組み立てます。
算数復習を続けるための家庭での確認方法
授業後・テスト後に見る内容を決めておく
日能研6年生で算数の復習を続けるには、授業後やテスト後に何を確認するかを決めておくことが大切です。保護者がすべての問題を教える必要はありません。まずは、子どもが解き方を自分で説明できるか、間違えた原因を確認できるかを見ていきます。
| 確認する場面 | 見る内容 | 家庭での声かけ例 |
|---|---|---|
| 授業後 | 重要例題を自分の手で再現できるか | 「解き方の順番を説明できるかな」 |
| 宿題中 | 基本・定番問題で解き始めに困っていないか | 「どの条件を使う問題か確認しよう」 |
| テスト後 | 計算、条件読み違い、図不足のどれが原因か | 「次に同じ形が出たら、最初に何を見る?」 |
| 解き直し後 | 解説なしで同じタイプを解けるか | 「もう一度、途中式を自分で書けるかな」 |
テスト直しで最低限確認したいこと
解説を読んで終わりにせず、間違えた原因と次回の注意点を短く残しておくと、同じミスを確認しやすくなります。
- 何が原因だったかを一言で書く
- 次は何に注意するかを一行で残す
- できれば同じタイプの問題を1題解く
原因は、知識不足・条件ミス・計算ミス・図の不足・時間配分などに分けて考えます。特に文章題で式が立てられない場合は、問題数を増やす前に、条件の読み方や式の立て方を確認することが大切です。
家庭学習が回らないときに確認したいこと
算数の復習状況をチェックする
算数の成績が不安定になったときは、すぐに問題数を増やすのではなく、まず家庭学習のどこで負担が大きくなっているかを確認します。
- 授業当日に、重要例題を1〜2題だけでも再現できているか
- テスト直しが翌週まで残りすぎていないか
- 同じ単元や同じミスを何度も繰り返していないか
- 日特後に本科の復習が抜けていないか
- 計算・基本・定番問題の正答率が下がっていないか
- 解説を読んで分かった問題を、後日自力で解けているか
テスト直しが残っているだけなら、週の予定や問題の優先順位を見直すことで改善する場合があります。
一方、解説を読んでも後日自力で解けない、同じ単元で繰り返しつまずく場合は、スケジュールの調整だけでなく、解き方そのものを確認する必要があります。
算数だけ外部フォローを検討する目安
日能研に通いながら算数の外部フォローを追加するかどうかは、不安の強さだけでなく、今の学習が実際に回っているかを基準に考えます。
家庭で復習の順番を整理でき、基本問題の解き直しも進んでいるなら、すぐに外部指導を増やす必要はありません。
反対に、テスト直しが毎回残る、同じつまずきを繰り返す、日特と本科の優先順位を決められないといった状態が続く場合は、家庭以外のサポートを検討する方法もあります。
家庭で直し方を見直す段階か、外部フォローを検討する段階かを判断する
外部フォローを使う場合も、単純に問題数を増やすのではなく、テスト直しの優先順位や解き方の確認方法を整理することが大切です。
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日能研6年生のスケジュールと算数復習に関するFAQ
日能研6年生の算数復習は、いつ進めるのがよいですか。
授業当日に重要例題を1〜2題確認し、翌日以降に宿題の基本問題を進め、テスト後は早めに直しをする流れが考えられます。必要な家庭学習時間は教室・コース・通塾日・志望校対策の有無によって異なるため、時間数だけでなく、復習する日を確保できているかを確認することが大切です。
テスト直しは全部やるべきですか。
全部を同じ重さで直す必要はありません。まずは計算・基本・定番問題、条件の読み違い、図や式の立て方など、次回の得点につながりやすい問題から優先して直します。難問は志望校や現在の課題に応じて扱う範囲を決めます。
公開模試とカリテの直しは、どちらを優先すべきですか。
どちらか一方を機械的に優先するより、次に得点したい問題から直すことが大切です。計算、基本問題、条件の読み違い、授業で扱った定番問題などを先に確認し、同じ間違いを繰り返さないことを目指します。
日特が始まってから本科の復習が抜ける場合はどうすればよいですか。
日特の復習をすべて同じ重さで扱わず、本科で落としてはいけない基本・定番問題を先に確認します。そのうえで、日特の中から志望校対策として必要な問題を選び、週の中に組み込みます。
日特がある日は、帰宅後に算数の復習をした方がよいですか。
日特当日は疲れが出やすいため、重い復習を無理に詰め込む必要はありません。扱ったテーマやできなかった問題、後日解き直す問題を短く確認し、翌日以降の復習につなげる方法があります。
6年後半に過去問が始まったら、本科の復習は減らしてもよいですか。
過去問が始まっても、本科の復習を完全に後回しにすることには注意が必要です。過去問で見えた弱点を本科内容や基本問題に戻して直し、志望校に必要な問題と基本の穴を分けて扱うことが大切です。
算数だけ外部フォローを使う目安はありますか。
テスト直しが毎回残る、同じ単元で何度も間違える、解説を読むと分かるのに自力で再現できない場合は、家庭だけで確認する負担が大きくなっている可能性があります。まず家庭学習の優先順位を整理し、それでも改善が難しい場合に外部フォローを検討するとよいでしょう。
次に確認したい日能研・算数学習のページ
日能研6年生の算数復習では、通塾日数や課題の量だけでなく、授業後の確認、テスト直し、日特や過去問の優先順位を決めることが大切です。
小5から6年生に向けて準備する場合も、まずは授業当日の短い復習、基本問題の確認、テスト後の直しという流れを習慣にしておくと、6年生の学習に移りやすくなります。
日能研の特徴や算数の学習方法を確認したい方
日能研全体のカリキュラムや学習の特徴、算数でつまずきやすい点を詳しく知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。
日能研の特徴・向いているタイプ・算数でつまずきやすいポイントを読む
日能研以外の塾も含めて算数対策を比較したい場合は、中学受験の塾別算数対策の全体像も確認できます。
算数の外部フォローや講座を検討したい方
家庭学習を見直しても算数の復習が回らない場合は、現在の課題に合わせて指導方法を比較することもできます。
授業やテストは受けているものの、宿題と直しが回らず、何から見直すべきか判断しにくい場合は、現在の算数の学習状況について相談する方法もあります。
すぐに講座を決める必要はありません。まずは、日能研の学習を続けながら、どの部分を家庭で確認し、どこにサポートが必要かを整理することが大切です。


