Sapixの特徴

講師と児童との討論式の授業を通して、思考力・記述力を伸ばすことを重視。家庭での学習においては、授業の復習をしっかりできるよう指導する。低学年は週に1回で先取りは一切せず、じっくりと考えることを大切にしている。社会科以外は4・5年生の2年間、社会科は4年生から6年生の夏期講習前までに受験に必要な単元はすべて学習し、6年生は総復習・実践演習・入試対策が中心となる。6年生の前期は土曜日、後期は土曜日・日曜日は志望校対策の授業となり、各学校の傾向に合わせて対策を実施している。
◆指導の特徴
各校舎に在籍の児童が志望する学校に合わせ対策を立てている。個々の志望校によっては、学校別対策の授業を他の校舎で受講することも可能。
◆クラス
クラス分けと1クラスの人数入塾テストを行うほか、低学年は約2か月に1回、高学年は約1か月に1回、組み分けテストまたはマンスリーテストを実施し、その成績によりクラス分けする。テストで学力を測ることにより、子どもたちが自分の実力に合った適切なクラスで授業が受けられるように配慮している。1クラスはおおむね15名~20名の人数で編成。その人数を超過する際はクラス数を増やして対応する。
◆年間にかかる費用

1年生は約180,000円、2年生は約220,000円、3年生は約300,000円、4年生は約560,000円、5年生は約710,000円、6年生は約1,300,000円。なお、費用には、テスト費用、授業中に配付するテキスト・プリント等の教材費、冷暖房費等がすべて含まれる。他塾に比べやや高額だが、必要な費用はほぼ含まれオプション等の追加費用は少ない。

◆通塾の頻度と時間帯

1~3年生は週1回、4年生は週2回、5年生は週3回、6年生前期は週3回、6年生後期は週4回。東京校の場合、1~3年生は平日もしくは土曜日を選択できる。

・1年生:平日16時~17時30分もしくは土曜日14時~15時30分
・2年生:平日16時20分~18時もしくは土曜日16時20分~18時
・3年生:平日16時30分~18時30分もしくは土曜日13時~15時
・4年生:17時~20時
・5年生:17時~20時
・6年生:平日17時~21時および土曜日14時~19時

◆授業以外のフォロー

6年生の11月に願書の書き方の説明会、6年生の11月に面接指導(面接模試)、6年生の6月と11月に進学指導(個別面談)を行う。ほかに必要があれば随時、面談・電話相談等で対応している。

◆保護者の負担

お弁当は基本的にないが、6年生の午前・午後のテスト、年2回程度・GS特訓3日・SS特訓14日・正月特訓4日はお弁当が必要となる。プリント整理は子どもがする家庭も保護者がする家庭もある。

◆塾選びのポイント(SS-1自由が丘教室室長 中島恒彦先生)

SAPIXは、最難関校の入試に向けて生徒を鍛え上げるためのメニューの質と量は、大手塾の中でも群を抜いている。比較的学力レベルの高い塾生たちに囲まれ、厳しい競争にさらされ続けるため、最後までついていけたお子さんは「強い」受験生になる。

競争をモチベーションにできるお子さんや、学習習慣が身についているお子さん、算数を楽しんで学べるお子さんにSAPIXが向いている。ただ、塾の恩恵を大きく受けるためには、入室テストをある程度余裕をもってクリアする必要がある。

テキストやプリント類が非常に多いため、教材や進捗の管理は保護者の役割となる。お子さんが大量の学習メニューにつぶされないよう、タスクの取捨選択をする必要がある。国語が記述問題主体の長文演習中心、算数の教材の解説が簡素ということもあり、添削と解説で家庭の負担が大きい。

例えば、膨大な宿題を日単位で課していますが、これをこなすためには、子供が自己管理の姿勢を持つことが不可欠です。つまり「約束は守らないとならない(宿題は期日通りにやらなければならない)」という責任感が必要になります。また、月1回ペースで行われるテスト結果によって、能力別に分けられたクラスが大きく昇降するのも特徴です。さらにはレベルが高いクラスは下の方の階にあり、低いクラスは上の階にあり、授業が終わって帰る際には下の階から先に帰宅……と、扱いのシビアな違いもあったりします。保護者会もクラスのレベル別にグループに分けられるため、社会の縮図を親子ともに味わいます。少し大げさですが、そうした浮き沈みによるプレッシャーやストレスを、乗り越えなければならない壁と位置付けているのでしょう。自社が立てた方針に共感できない顧客は来なくてもいいという「捨てる勇気」を実践しているように伺えます。

親の心もうまく刺激する

もちろん、指導の仕方にも独自のノウハウがあります。

一言で中学受験と言っても、超難関校を目指す人ばかりでなく、ほどほどに勉強する姿勢を身につけさせるようにしようという親子供も大勢いるのですが、サピックス内の空間にはそうした人は皆無と言っていいでしょう。これもサピックスの強みです。

他の学習塾はもう少し多様な層を相手にしているために、塾の中のトップ層に「もっとやらないとダメだ」と言っても、「他の子たちはそんなにやっていない」というノイズが入るのですが、サピックスにはそれがありません。逆に言えば、勉強も大切だが子供の間は好きなことに熱中することも大切ではないか、という価値観を持つ親子にとっては、サピックスの空気は恐らくかなりの違和感があるものでしょう。

また、他の学習塾は塾にいる間に勉強を完結させるスタイルですので、家に帰ったら健康のために早く寝るとか、塾に行く前は息抜きもする子供も少なくありませんが、サピックスでは「塾内学習と家庭学習は車の両輪」という考え方です。サピックスは塾内にいる時間自体は他の学習塾と比べて少し短いのですが、合計の勉強時間は圧倒的に長くなるため、確率としては良い結果が出やすくなります。

しかも、サピックスでは教科書などの書籍がなく、授業ごとに配布するプリントを教材とするというやり方をとっています。出来合のテキストではなく、独自のプリントというのはユーザーの満足感を高めますし、それが毎回配られるため、安易に休むことができない点も実によくできた仕組みです。

さらに言うと、このプリントはテスト前に見返したりする必要があるため整理整頓が不可欠なのですが、子供ですからどうしても苦手な場合もあります。そうなると勉強の効率が下がるため、本人以外が学習の進行管理をする役割の重要性が高くなっていきます。

つまり子供本人に学習に集中してもらうためには、親の努力も不可欠となる…それがサピックスなのです。一緒にやり遂げることで親にも達成感が芽生えるようで、このことが、サピックスを一度選ぶと、多少のことではよそへ移らなくなる理由にもなっているのでしょう。

授業が終わった後に、任意参加で子供が先生に個別に質問できる時間帯を設定しています。加えて、親も疑問に思ったことは質問票に書きます。それを子供に提出させると、すぐに先生から回答があります。

つまり、競争心を芽生えさせ、親子を不安にもさせながら、他方では不安を解消させる仕組みを準備する。マッチポンプとも言えなくもありませんが、経営コンサルタントの立場から言えば、実によくできたビジネスモデルと言っていいでしょう。

経営という観点でもうひとつ驚くことは、サピックスがトップのポジションになってから既にもう何年も経っていますが、いわゆるスター講師のような存在は聞かないことです。

学習塾はどこもそうですが、社員とアルバイトを混在させていなければならない以上、教育サービスの品質の維持・底上げというのは大事な課題です。スター不在の裏返しとして、特定の人間に依存するようにはならず、誰が教えていてもある程度の質を保つべく、研修やマニュアルが充実しているようです。

ただし、実際に教えている講師は子供の成長を目の当たりにできるのが嬉しいというモチベーションがありますので、自分の独自性が発揮しにくい仕組みにはやや戸惑う人もいるようです。それでも組織としては正しい方針の1つであり、その状態を作っていくまでには相当な企業努力と時間が必要だったはずです。

簡単にはマネが出来ない

以上、サピックスの強さの要因について述べてきましたが、そのオペレーションをいったん確立させると、少なくとも同じようなことをやろうとする他社が現れたとしても、簡単にはマネができないのです。

実際、ライバルである「四谷大塚」はテキストを大幅に刷新し、一部の科目を除いて小学5年までに小学校で教える内容をすべて学ばせるようにしました「早稲田アカデミー」でも数年前から鶴亀算など中学受験に不可欠な特殊算数を小3から徐々に教え始めました。これらがサピックスを意識したものなのは間違いないでしょう。

まったく異なるスタイルで結果を出すプレーヤーが出てこない限り、しばらくはサピックスの独り勝ち状態は続くことになるのでしょう。異なるスタイルとして今後考えられるのは、日々の詳細な学習とテストの実績、授業中の言動の傾向と、受験結果やその後大人になってからの進路の満足度(?)などのビッグデータを保有して、AIで解析していくようなことが有効になってくるのかもしれません。

今現在は見たり聞いたりした感覚で論じている、こんな子供はこんな学校が向いているとか、あるいはこんな子供がこれから伸びていくという点に定量的な要素を入れ始めると、ひょっとしたら業界内でまた一つのブレークスルーが起こるのかもしれませんが、今の状況が変わらない限りサピックスが勝者であり続けるのでしょう

メリット

上位校を目指すならばサピックス、の定評もすっかり確立しているように、御三家を中心とした上位校の合格実績では、他塾を大きく引き離す成果を挙げています。綿密に組み立てられたカリキュラムを軸にして、多量の宿題を出題する進め方は、生徒さんにとってはハードに感じられることはありますが、しっかりとついて行くことで、早期に実力をつけられる強さがあります。特に算数については、5年生終了時には基本的な範囲はほぼ演習を終えて、応用問題での繰り返しスパイラルに入るという、他の塾よりもかなり先を進むカリキュラムになっています。塾内テストの成績によるクラス替えの頻度は、他塾にはないもので(→下記カリキュラム項目ご参照)、「上のクラスに上がりたい!」という明確な動機と、競争心を生徒さんに持たせる効果があります。また、カリキュラムの進度が早いため、夏休みから過去問演習が取り入れられるなど、志望校対策も早期にスタートすることができます(→下記志望校対策項目ご参照)。

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デメリット

大手塾の中では、最も相性が分かれるのが(サピックス)ではないでしょうか。メリットとして挙げた内容が、逆にデメリットとなってしまう生徒さんも少なくないと言えます。密度の濃いカリキュラムは上位クラスに在籍していない限りは、かなり難しい内容であり、それがハイペースで進んでしまい、弱点補強をしようと思っていても、塾からの課題が多くて、手がまわらない、といった悪循環を生じかねません。特に6年生になってからのスパイラルは、応用問題中心の繰り返しで、基本を見直すことについて塾ではなかなか時間をつくってもらえません。基本要素を自身で理解している生徒さん以外にとっては、何が何だかわからないうちに進んでいるといったことが起こりえます。

また、頻繁なクラス替えも、逆に精神的な負担となってモチベーションを上げられない結果にもなることもあり、テキストについては、日能研のような本のかたちではなく、毎回分がその都度冊子として配布されるため(→下記テキスト項目ご参照)、ご家庭での整理が大変になります。意識してファイリングなどをしなければ、部屋にデイリーが散らばっていて、どこに何があるかわからないといったことが起きかねません。

上位校を目指す生徒さんに特化している、との指摘は確かにあてはまっている感があります。それでも実績のある(サピックス)について行きたいとされる際には、テキストの整理やスケジューリングなどの環境づくりを、ご家庭でしっかりとサポートすることが不可欠です。

テキスト

 サピックスの通常授業は、『デイリーサピックス』を主要教材として、黒板授業を進めるかたちとなります。演習教材として『デイリーサポート』、算数では基礎範囲の対策として『基礎力トレーニング』が配布される他、授業プリントで補う構成となっています。『デイリーサポート』については、授業ですべての問題を演習はしませんので、自宅学習で復習や未演習問題を解き進めながら、理解を固めてゆくことになります。サピックスでは、日能研や四谷大塚のように教材がまとめて本のかたちにはなっていません。毎回の授業ごとに1部ずつ配付されますので、予習はできず、徹底的な復習スタイルが確立されています。
『デイリー』や、土曜の特訓講座で配布される『ウィークリーサピックス』については、ファイルするなどの整理方法を早期に固めるようにしましょう。そのままにしておくと、部屋中に教材が散乱して、どこに何があるかわからない、といった状態に、あっという間になってしまいます。

カリキュラム

 サピックスの特徴として、クラス編成と頻繁なクラス替えが挙げられます。αと呼ばれる最上位クラスの下にAクラスまでアルファベット順に並ぶ編成になっており、在籍クラスはテストの成績によって決定されますので、いかに毎回のテストで得点を上げるかがポイントになります。サピックスのカリキュラム・授業の進度の早さは際立っており、ほとんどの科目において5年生を終了するまでに、ほぼ全範囲の8割近くを消化することになります。6年生ではほとんどの教室が火曜・木曜を通常授業とし、土曜には『土特』と呼ばれる実戦的な内容を進める授業が、また9月からは志望校別対策となる『SS(サンデーサピックスの略)』が実施されます。極めて密度の濃い内容となりますので、自宅学習も含めて、計画をしっかり立てることで、課題に追われてただ塾に通っているだけ、の状態にならないようにすることが必要です。

テスト

 上記にもありますように、サピックスの特徴は塾内テストの成績によって在籍クラスが頻繁に替わることにあります。テストの内容は毎月ごとに行われる『マンスリーテスト』と、年に3回のペースで行われる『組分けテスト』になります。『マンスリー』はそれまでに演習した内容が範囲となりますので、復習テストの意味合いを持ち、『組分けテスト』は範囲がないため、実力テストとして位置づけられます。まずは復習を固めることで毎月の『マンスリー』を確実に得点し、少しずつでもクラスを上げることを目指し(クラスアップに制限があります)、『組分けテスト』で、実力を測りながらより上位クラスでの在籍を固める方針になります。ただし、6年生の後半からは、志望校対策が中心となりますので、在籍クラスにこだわりすぎず、生徒さんそれぞれに自分の状況と志望校の傾向を見合わせることに主眼をおくことが必要です。また、サピックスの生徒さんは9月から四谷大塚の『合不合判定テスト』を受験しますので、その結果を見て、志望校選定を進めることになります

中学受験で実績の高い進学塾でもあるサピックスは、毎年多くの合格者を出しています。

合格者を出すことは決して簡単なことではありませんが、
今回はそんなサピックスの特徴について書いていこうと思います。

サピックスは、各校舎に在籍する児童が志望する学校に合わせて対策を立てているのが特徴で、
個々の志望校によっては、学校別対策の授業を受けることもできます。

サピックスへ通うためには入塾テストが必要ですが、
低学年は約2ヶ月に1回、高学年は約1ヶ月に1回という頻度となっています。

組み分けテストまたはマンスリーテストを実施し、
その成績によってクラス分けを行います。

テストで学力を測り、自分の実力に合ったクラスで授業を受けることができるよう配慮しているのが特徴です。

授業以外であっても、願書の書き方や面接指導も行い、
進学に伴う個別面談も行っています。

もちろん、必要があれば随時面談や電話相談も可能なので、
通う本人にとっては安心できると言えるでしょう。

中学受験をする上で、進学塾選びに悩む家庭は少なくありません。

サピックスの特徴や教育方針はその子に合わせたものであり、
モチベーションを高めるために通うという子も多くいます。

同じ境遇の子が周りにいることへの競争心をモチベーションにできたり、
学習習慣が身についている子はサピックスが向いているのではないでしょうか?

入塾テストである程度余裕を持ってクリアしていれば、その後塾で恩恵を大きく受けることができるでしょう。

 

サピックスは難関校の合格率が高いことが有名な塾の一つですが、その理由として、サピックスでは宿題が多く、
トップ2割に入る生徒さんは、ある程度の自分自身でコントロールができる場合が多いため、
多くの課題をこなした結果、実力UPが可能になります。

しかし逆の見方をすると、トップ2割に入らなければ、授業自体についていくことが難しくなり、
かえって塾嫌いになったりすることで生成が低下する場合があります。

そのため、ご両親のサポートが必要な場合が多く、なかなかそういったフォローができない場合は、
家庭教師や個別指導塾を併用する方が多くいらっしゃいます。

そのため、サピックスの課題学習に特化した家庭教師や個別指導塾などもあります。

 

 

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